ACROSS Street Fashion Marketing

コンテンツメニュー
アクロスについて
アクロスについて
2017.07.11

アクロスについて

ストリートファッション・マーケティング『ACROSS』の概要

「ストリートファッションマーケティング」
『ACROSS』とは?

1977年に設立したパルコのファッションとカルチャーのシンクタンクが運営するメディアです。1980年8月より毎月、渋谷、原宿、新宿の路上で同時に観察・インタビューする「定点観測」をベースに、東京の若者とファッション・カルチャーを研究しています。

コンセプトは「ストリートファッション・マーケティング」。生活者のリアルな姿を捉えるため、「ひと」×「モノ」×「まち・場」をカルチュラルスタディースの観点から観察・分析しています。

主な読者ターゲットは、東京のリアルなトレンドが知りたい「カルチャー・クリエイテイブ」な人たち。

(1)クリエイティブ・ピープル:あらゆるジャンルにおいて、主に若者をターゲットにした「ものづくり」に携わる人

(2)マーケティング/リテールに関わる人マスコミ、広告代理店、シンクタンク、リサーチ会社、百貨店、専門店、小売店などの現場の人

(3)インテリジェント・コンシューマー消費行動に「能動的」に関わり、それをより深く考えよう、より広い見識を得ようとしている「賢い」消費者(生活者)、プロシューマー

2017年夏現在、『ACROSS(アクロス)』編集部の主な活動内容は以下の通りです。

(1)「定点観測」をはじめとする<ストリートファッション・マーケティング>活動の実施およびコンテンツの企画・制作
(2)オンラインマガジン『ACROSS』の運営
(3)国内外の外部企業や団体などとの共同研究やトレンド分析・予測、企業や大学などでの講義・講演、執筆など
(4)1970年代から2017年現在までの、東京(を中心とする)のストリートファッションの写真や資料、データ等の有償提供など

***2017年6月、「ACROSS」編集部はGoogle Cultural Instituteが主宰する“Arts & Culture”のファッションプロジェクト、“We Wear Culture”に参加しています。
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/exhibit/ogKCPmGdPtB7Iw?hl=ja




上記の他、『ACROSS』への各種お問い合わせは下記までお願いします。

〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス
(株)パルコ 『ACROSS(アクロス)』編集室
電話:03-3477-5711(直)
info@web-across.com
ハマトラ、定点観測、スナップ、ストリート、ファッション、原宿、パンクス、若者、パルコ、PARCO、「ACROSS」編集部、アクロス
1980年8月9日に実施した第1回目の定点観測は「ポロシャツ」「ツートンスカート」でした(写真右)。その後、秋にはパンクミュージックの流行とともに、パンクファッションが若者を中心に人気となりました(左)。
HISTORY OF "ACROSS"

・1974年:『月刊パルコレポート』創刊。コンセプトは、パルコ社内および全国のパルコに出店いただいているテナント各社、主にオーナーに向けた「ファッションビジネス情報誌」。売上のデータ分析にとどまらない、幅広い事象からマーケティングを考えようと取材やデータの解析、座談会・トークイベントなどなどを行っていた。

・1977年10月:『月刊アクロス』創刊。パルコの情報発信の一環として、定期刊行物として都市部の書店でも扱われる媒体をめざすが、実態は販売日は不定期だった(雑誌媒体だったが、書籍コードだったため規則的には問題はなかった)。

・1980年8月:渋谷、原宿、新宿の3地点で、若者とストリートファッションを観測・分析する「定点観測」スタート。以後、毎月1回3地点で実施。ときどき、下北沢や吉祥寺、銀座をはじめとする都内のスポットや、地方での実施も。前史として、77年12月号より79年11月まで、本誌内に「スナップショット」「STREET EYE」といったストリートファッションを扱う連載記事もあった。

・1984年12月:写真撮影に加えデプスインタビューも付加。以後、毎月インタビューも実施するようになる。

・1993年5月:『流行観測アクロス』に名称変更。

・1998年6月:7月号を最後に同誌は休刊するも、定点観測は毎月途切れることなく実施。インタビューの内容(項目数や深さ)もディープに。

・1999年:『アクロス』編集室主催による「ストリート・ファッション・セミナー」の開催を機に、外部企業からマーケティングリサーチや販促関係の企画・制作、コンサルティングの受託も開始。シンクタンクとしての活動をスタートした。原稿の執筆、大学や各教育機関等での講師なども開始。

・2000年10月:ウェブマガジン『WEBアクロス』創刊。 ストリートファッションや若者の世代分析、「渋谷」の分析、雑誌など分析をテーマとしたセミナーの開催や白書『SHIBUYA 2000 REPORT』を発行。

・2002年4月−9月:朝日新聞「Be」にストリートファッションの企画「装い街から」連載。一気にアクセス数と認知度がアップする。

・2002年5月:サイトを全面リニューアル。 月間100万ページビュー(もちろん、SEO対策などはしていない)に。

・2003年4月:人気企画、「今月の消費生活」をまとめた単行本『トーキョー・リアルライフ〜42人の消費生活』を上梓。4万部を越えるロングセラーに。

・2005年12月、第300回定点観測を実施。

・2006年11月、月間250万ページビュー、ユニークホストでは60万人が訪問するウェブサイトへ。

・2007年3月、株式会社パルコより同社の100%出資子会社、株式会社パルコ・シティに業務移管。同社のマーケティング事業の強化の一旦を担う。

・2007年12月、5年ぶりにリニューアル。

・2009年3月、株式会社パルコ・シティから、再び株式会社パルコへ。パルコおよびパルコグループ各社のマーケティング機能を強化すべく新設された事業戦略室マーケティングの所属に。

・2010年4月〜7月、NPO法人ドリフターズインターナショナルといっしょに、「ドリフのファッション研究室」を企画・実施。一部を渋谷パルコの遊休スペースにて開催するなど、その後のWSブーム、トークイベントブームの先駆けとなる。

・2010年8〜12月、「定点観測」30周年を記念して、NPO法人シブヤ大学、慶應義塾大学政策・メディア研究科の加藤文俊研究室といっしょに、「シブヤ大学定点観測学科」と題したワークショップ型のリサーチ「渋谷のまちの今を知ろう!」を実施。約110名のなかから面談等を行い、35名が参加。6グループに分かれて、渋谷の街をFWし、発表を行なった。

・2013年春にリニューアル。

・2014年4月、第400回定点観測を実施。昨秋より、クリエイティブ・ネットワークにより「定点観測 in NYC」を開始。今後、LA、ロンドン、パリ、シンガポール、上海などでも実施を予定。『東京人』5月号の「フィールドワーカーになる」という特集号にて、その手法を公開。6月には、NHKワールドの「FASHION EXPRESS」に出演。

・2017年6月、Googleのワールドワイドの非営利組織、Google Culturral Institute主宰する“Arts & Culture”“We Wear Culture”のプロジェクトに参加。

・2017年秋、『東京のファッション・カルチャーの現代史〜定点観測の記録1980-2020』をフィルムアート社より上梓予定。

今月も街に出て「定点観測」を実施しています。

ユーザープロフィール

アクセス状況
・1日平均約8〜9万ページビュー
・月間ページビュー:約100万
・ユニークホスト:月間平均約30万人

プロフィール特性
・年齢層は幅広く、ティーンズから40代、50代、60代の男女
・職業は、学生(中学、高校、専門、大学、大学院、社会人学生)の他、会社員、会社役員、会社・事務所経営者、フリーランス、ショップオーナー、デザイナー、アルバイト、フリーターなど幅広い。
所属する業界としては、アパレル、雑貨、靴、化粧品、家電、時計・貴金属、自動車・バイク、デザイン、出版、美容・理容、マスコミ、広告代理店、シンクタンク、自治体など

※雇用形態は正社員をはじめ、契約社員やフリーランス、年俸制社員、パートタイマー、長期・短期アルバイトと幅広いが、専門職・クリエイティブな仕事に従事している「クリエイティブクラス(カルチャークリエイティブス)」の人が多い。

※また、海外駐在の日本人や東京のトレンド、若者ファッションに感心のある外国人クリエーターなどからのアクセスも多い。
1980年〜1989年の10年分の東京の
若者のファッションの記録をまと
めた単行本です。
「定点観測」的視点で東京の若者たちの
トライブの変遷をまとめたロングセラー!
『STREET FASHION 1945-1995』
個人消費を毎日の日記とともに記録する
人気企画「消費生活」をまとめた単行本
『トーキョー・リアルライフ〜42人の消
費生活』

「定点観測」とは?

「定点観測」は、おしゃれでかわいい若者を紹介するスナップ企画ではありません。

『アクロス』のスタッフが、初めて渋谷、原宿、新宿の街に出て「定点観測」を行ったのは1980年8月9日のことでした。以来、毎月第1土曜日、渋谷・原宿・新宿を基本拠点とし、考現学的手法、エスノグラフィー的な視点、カルチュラルスタディーズのアプローチから、それぞれの街の若者とファッションを観測、分析してきました。

なぜそのようなアナログなことを約40年間も行ってきたのでしょうか。

「服装は社会の表現である(中略)。歩き方は身体の表情である(1992, バルザック(著),山田登世子(訳)『風俗研究』,藤原書店)というように、時代の気分や価値観などがもっとも早く表象化されるのが服装(狭義のファッション)といわれいるように、街を歩く人々をミクロな視点で観察することで、表層的なファッショントレンドだけでなく、人々の価値観の変化のきざしや、次の時代のトレンドをよみとくヒントにいち早く気づくというわけです。

特徴は大きく4つ。
まず、毎月実査の前にプレサーベイを行っていることがあげられます。当日注目する
「アイテムやスタイル」を事前調査により決定しています。プレサーベイの背景には、渋谷や原宿に限らず、いろいろなまちやイベント、ショップなどをFW(フィールドワーク)している日ごろの活動があります。

2つめは、ファッショントレンドを数値データで押さえている点でしょう。「アイテムやスタイル」を一定の通行人数から「着用率」として測定(カウント)することで、「流行っているな」という感覚を客観的に立証しています。実際に、各地点13時半〜14時半の1時間、スタッフがカウンターを片手に、通行量や着用者などを(アナログに)測定しています。

ただし、「着用率が高いこと=トレンド」、ということではありません。トレンドの細分化やミックス化、世代別の特性、時代・社会の価値観の変化との関係性など、さまざまな要素を複合的に分析する姿勢も大切にしています。

3つめの特徴は、「アイテムやスタイル」に該当する人を撮影していることです。その数は毎月約600カット×3地点。年間約2万人以上のファッションを撮影していることになり、それ以上の人のファッションを観察していることになります。

4つめの特徴は、1984年12月より行っているデプスインタビューです。当初は、ファッションについてだけしか尋ねていませんでしたが、1995年以降は根掘り葉掘り、収入はもちろんのこと、実際の可処分所得から誕生日、現在ハマっていること、悩みごと、親の年齢に至るまで、ていねいにインタビューを行っています。その数は毎月約30余名。延べにすると、約5万人以上の方にデプスインタビュー/インサイト伺ってきたことになります。

このような「定点観測」の活動を『ACROSS』編集部は、ミクロな視点をきっかけに、定量と定性の両方をかけ合わせたオリジナルのカルチュラルリサーチ手法として、「ストリートファッション ・マーケティング」活動と命名しました。

バックナンバーや取材、写真貸出し等のお問合せはこちらにどうぞ。
info@web-across.com