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定点観測
2006.04.01

#304 | 実施日 : 2006.04.01 | 最高気温 : 15.3 | 最低気温 : 6.3 | 天候 : 快晴

304定点観測・解説


■2006年4月1日(土)実施

考察

もともと大人の男女にとっては定番アイテムだったが、意外と若者たちの間ではそうでもなかったスプリングコートまたはトレンチコート。99年3月に取り上げて以来は、すっかり若者の定番アイテムになっている。

翌00年2月にはベルト付きコート、01年にはピーコートの人気からの派生デザインとしてショート丈のスプリングコートが登場。さらに02年になると、デザイントップスの人気の影響からトレンチデザインのアウターとしてのトレンチコートの幅が広がり、04年は、グリーンやピンク、水色など、カラフルでショート丈の「変わりトレンチ」へと変化し、市場・ストリートを賑わせたのは記憶に新しい。

そんなバラエティ化の末、06年春に台頭したのは、ベーシックな生成、エクリュな色でヒザ丈またはロング丈のもの。

その着こなしは、前を開けたまま羽織るようにするのが旬なよう。注目すべきは、見頃が細身になっており、すっきりシルエットで素材も薄めなものが目立つことで、コットンやポリエステル混紡が主流だが、なかには(今夏のトレンドの)麻素材のものも見かけた。また一色でもペイズリーなどの織り柄が施されているものや裏地が派手色だったりする「ファッション・トレンチ」も今春ならではの特徴といえるだろう。

キーワードとしては、“ゴージャス”や“リュクス”、 “ラグジュアリー”を少し“ナチュラル”に戻している、といった感じだろうか。ベーシックなアイテムなのに、シルク混紡や派手色裏地でセレブ風、+メガネやビッグバッグ、レザーブーツで ちょっと知的なエディターズ風、+サングラスだと60年代の女優風、超ショート丈やスリーブレスでモード風といろいろ。また、30代、40代のトレンディなマダムのブランド・トレンチも少なくなかった。

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