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定点観測
2007.05.12

#317 | 実施日 : 2007.05.12 | 最高気温 : 23.7 | 最低気温 : 14.4 | 天候 : 晴後一時薄曇

317定点観測・解説

女性ウエッジソール、うち、5センチ以上ヒール

■2007年5月12日(土)実施:
1980年8月以来、毎月基本的には第1土曜日に実施している定点観測。今月はGW真っ只中ということで、いつもの東京のファッショントレンドの担い手とは異なる来街者が増えるため、1週間ずらした第2土曜日の実施となった。
当日の最高気温は23.7℃と初夏らしく、渋谷地点は代々木公園で催されていたタイフードフェスティバル、原宿地点はギャル男雑誌『Men’s Knuckle(メンズナックル)』(http://www.mennaku.net/pc/)』の読者スナップ、新宿地点は学生のサークルやゼミの飲み会?と思われる若者の待ち合わせの「人だんご(10人以上の集団)」など、全地点、比較的早い時間から大勢の人で賑わっていた。

上質なリラックス感を演出するポイント・アイテム

 実際の季節よりもひと足早く、気分は初夏。街を行き交う人たちの服装も、コットンや麻の素材、白やベージュのボリュームのあるシルエットのものへとシフトしている。特に、トップスがまるで超ミニ丈のワンピースのように長くなっており、スパッツやハイソックスでタイトなボトムスというシルエットバランスが主流になっているようだ。 

 そうなってくると、足下に少しボリューム感が欲しい、ということからか、底にボリューム感をもたせた「ウェッジソール」が急増しているので、今回のマス・トレンドとして、通行人中に占める割合を測定した。

 「ウェッジソール」とは、靴底全面が接地するくさび型のソールのこと。ハイヒールを履いたときのような女性らしい美しい足のラインがつくれる上、比較的安定感があって歩きやすい点が人気の理由と思われる。

 今回のブームは、06年春夏のコレクションが発表になった05年9月に、クロエやランバン、プラダ、ルイ・ヴィトンなど驚くほど多くのメゾンが発表したことから。おそらく世界でいちばんトレンド早く取り入れる東京のストリートでは、さっそく05年の秋冬から見られるようになり、06年の春夏、秋冬とじわじわ増え、07年春夏になり、さまざまなデザインのものが登場。一気にボリューム化したようだ。

 ブラジルブランドのメリッサに代表される一体成型のラバーシューズや、ソール部分にコルクや寿^都、藁(トウ)などが用いられており、いずれも5センチ以上の高めのヒールが07年SS風。その存在感のあるデザインから、上質なリラックス感を演出するアクセントとして、秋まで続くトレンドになりそうだ。

[文責:『WEBアクロス』編集部]

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