ACROSS Street Fashion Marketing

コンテンツメニュー
定点観測
2002.08.03

#260 | 実施日 : 2002.08.03 | 最高気温 : 32.3 | 最低気温 : 24.5 | 天候 : 晴れ

260定点観測・解説


街はすっかり夏休み。「若者」の人通りもやや減少傾向にあり、小学生の子供とその親という親子連れの姿ばかりが目についた今回の定点観測。1980年9月の実施からカウントして、今回でなんと260回目を数えることができた。

260回目の実査日となった8月3日(土)は、既にセールもひと段落。一部のショップでは、秋冬ものが立ち上がっていたり(既にかなり売れているよう!)と、実際の気候と店頭、そして、人々の気分がバラバラの季節といった感じだ。

となると、街に台頭するアイテムやスタイルもかなり分散。目立つ順に、夏っぽいふんわりシルエットのスカートを履くお嬢様風ファッション、短いトップスと超ヒップハングのパンツで、おヘソまわりを大きく露出すB系ギャル(帰国子女っぽう?)ファッション、体のラインを強調するような白や黒のワンピースのコンサバファッションといった感じである。

一方、先月のズームアップとして取りあげたブーツが、連日真夏日であるのにも関わらず増加。春夏のトレンドといわれていた柄ものは激減(そういえば、一部で注目されていた「和柄」は結果的にはそれほど流行らなかったようだ)しており、代わりに、年齢層が高いほど、ベージュ系、茶系、黒など、無地のトップスとパンツという組み合わせをする人が目立っていた。

そんななか、今回の「カウントアイテム」の候補となったのは、(鎖骨見せ)タンクトップ、ベージュ使い、白と黒、ゾ−リ、イージーパンツ、ナマ足+スニーカー、男性ノースリーブ、ハンチングなど。前日の日没までプレサーベイを実施した末、最後まで迷った「ベージュ使いコーディネート」を、ベージュは春夏のトレンドとして、ある種ずっと流行っている、ということで、一転。「サンダル、うちぺたんこサンダル」を取り上げることにした。

今春夏のサンダルで注目したいのは、草履タイプの革素材のものや、親指だけがホールドされているタイプなどである。テイストでいうと、エレガントというよりは、エスニック、オリエンタルという雰囲気のデザインのものが、より今年っぽい印象だ。

そういえば、1月〜2月の春夏の立ち上がりの時期以来、今春夏のトレンドは「フォークロア」や「エスニック」だとずっといわれてきたが、本当に流行っていたのは、ほんの一瞬のこと。ひいき目に見ても、1月〜3月くらいまでだったといえそうだ。

年々“瞬間風速的トレンド”が浸透するなか、実は、今春夏のトレンドが最後まで残ったのが、足元だった、ということなのかもしれない。また、「トレンドになびかない層」は確実に増えているといえるだろう。

全文を読む
同じカテゴリの記事