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定点観測
2002.10.5

#262 | 実施日 : 2002.10.5 | 最高気温 : 27.4 | 最低気温 : 20.6 | 天候 : 快晴

262定点観測・解説


東京のストリートはもったり感がポイント

9月末〜11月4日までプレサーベイを実施したところ、先月(9月)取りあげた「黒トップス」や7月にズームアップアイテムとして取りあげた「ブーツ」、このところの定番アイテムである「ニット帽」などが軒並みカッコ悪く見えてしまいスタッフ一同驚いた。トレンドを消化するスピードがますます早くなっている証拠といえそうだ。

ざっと今のストリートを確認すると、

まず色の関係で最も目立つのは、ギャルのベージュパンツ×巻き髪、または黒×白コーディネート。
たいていノースリーブのハイネックニットにおしりがぴったりとフィットしたストレッチ系のパンツ、またはヒザ丈スカートに足にぴったりフィットしたロングブーツと、相変わらずの「勝負な着こなし」がお決まりである。

この1〜2年でかなりボリューム化した「ギャルミックス系/代官山系」には、裾がナナメにカットされていたり、突然のレースの切り返しがあったり、無駄にドレープが施されていたり、という80年代ファッションのトレースがベースの「ドメ・ブラ」が人気。ボトムスはもたもたっとさせ裾をブーツに「イン」するのが、この層の今秋の定番スタイルである。

男の子ファッションへのスタンスをルーツとする「らくちん系」には、カーキ色や茶系のカーゴパンツやワークっぽいパンツなど、ふつうのコットン系のパンツを好み、わざとワンサイズ大きめのものを選び、ルーズなシルエットで腰履きするのが定番となっている。

に共通するのはパンツのシルエット。というより、気がつくと「裾の部分をもったりさせる」のが今のストリートの定番スタイルとなっていたという方が正しいかもしれない。

そのルーツは裏原をルーツとする「メンズ・ハイストリート・ブランド」。実は、1991年2月9日の「第124回めの定点観測」で、「男女ワンブレイクボトムス、うちワンブレイクジーンズ」として取りあげたことがある。当時はストレートジーンズだったが、今年はデニムではない、ということで、「ワンブレイクボトムス、うちデニム以外」とした。

女の子があえて男の子っぽい(でもキレイめ)スタイルをすることが返って女の子っぽい。そんな「柔らかいメンズライク感」が02年秋冬のストリートファッションのポイントといえそうだ。

ちなみに、「ネオHanako族」と思しき層にはオバ丈のキュロット+ハーフ丈ブーツというトラッドベースのノスタルジックで上品なお嬢スタイルが人気。ハイゲージニットのきちんとしたOLスタイルだけでなく、ダサかわいい柄スカートなど「テキスタイル系」も健在。30代のトレンド族も加わり、ストリートを占める割合としてはかなりのボリュームとなっている。

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