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PIECE of PEACE TOKYO - 『レゴ(R)』で作った世界遺産展 Part2
レポート
2008.02.15
この記事のカテゴリー |  イベント | 

PIECE of PEACE TOKYO - 『レゴ(R)』で作った世界遺産展 Part2

レゴで作る大迫力の世界遺産展

沖縄県那覇市にある「首里城」
00年3月に世界遺産に指定。
イギリスの「ウェスト・ミンスター宮殿」。
パルコ・ロゴスギャラリーでも同時開催。
こちらは入場無料。
木村伊兵衛賞受賞フォトグラファーの
本城直季さんによるヴィジュアル。
(c) PIECE of PEACE
LEGO and the LEGO logo are trademarks
of the LEGO Group.
(c) 2008The LEGO Group.
08年2月1日(金)〜08年2月25日(月)まで、渋谷パルコパート1・6階のパルコファクトリーと地下1階のロゴスギャラリーにて、「世界遺産チャリティアートエキシビション「PIECE OF PEACE TOKYO - 『レゴ(R)』で作った世界遺産展-」が開催されている。テーマは、「地球のかけがえのない"たからもの"である、世界遺産を次の世代へ守り伝えよう」。世界中で愛される玩具・「レゴブロック」を使って、世界遺産を忠実に再現した作品が並び、省スペースながらも壮大なスケールの企画だ。また、同企画展は第一回展を03年10月〜07年9月の期間に渡り、日本全国13ケ所にて開催し、多くの反響を得たもので、今回は待望の第二回展にあたる。

今回、企画制作・プロデュースを担当したのは、渋谷パルコでのいくつかの展覧会やスローライフを提唱する運動「100万人のキャンドルナイト」などのイベントプロモーションも手がける、株式会社バウコミュニケーションズ。もともと同社は社団法人ユネスコ協会連盟のホームページ制作や活動プロモーションに携わっており、今回の企画は同連盟が行う世界遺産活動をバックアップしたいという願いから企画された。キャッチコピーは、「ピースは多いほうがいい」。小さな1つのピース(piece)でも、大きな1ピース(peace)をもたらすことができる…このフレーズには、私達の身近な一歩=「レゴブロックの1ピース」から平和な世界を創っていこうという思いが込められている。 

「レゴは老若男女、国境を超えて愛されている特別な存在。いろんな人が知っている玩具を使うことで、子供から大人まで楽しみながら世界遺産を知ることが可能だと思ったんです」そう語るのは、同社プロデューサーの梶原毅さん。 

今回は2つの会場を使用し、作品数・内容ともに更に充実。第1回展で発表された「ピラミッド」、「アンコール」、「モン-サン-ミシェル」、「古都京都の文化財」などの世界遺産に、新たな物件を加え世界20カ国26物件と地球の計27モデルを展示。例えば、スペインの「サグラダファミリア」、ネパールの「カトマンズ」(スワヤンブナート寺院)、イタリアの「コロッセオ」、そして日本の「首里城」。これらはレゴブロックを組み上げる専門家「レゴモデルビルダー」によるもので、世界でも36人しかいない「レゴモデルビルダー」のなかの、唯一のアジア人の直江和義さんが制作したものだ。1作品につき約2〜3週間を費やし、さまざまな写真・資料を元に設計図なしで制作。しかしながら、その緻密な再現性に驚く。

更に注目したいのは、国内外で話題のアーティスト達が手がける、メッセージアート作品の数々である。「未来に残したい、私のたからもの」という共通テーマのもと、各アーティストが「ピース」なメッセージをそれぞれのスタイルで表現。参加者には現代美術家の嶋本昭三さん、黒田征太郎さん、木村伊兵衛賞受賞フォトグラファーの本城直季さん、ロンドンのクリエイティブ集団TOMATOにリリーフランキーさん、土屋アンナさん。その他にも書家、ボイスアクターなど幅広いジャンルの豪華な面々だ。また、宇宙飛行士の野口聡一さんや文化人類学者竹村真一さんなど文化人の方々からの貴重なメッセージも展示されている。

「日本では、ヨーロッパ諸国に比べ世界遺産を始めとする、ユネスコの活動はまだまだ浸透していないのが現状。だから、この企画が若い人達を中心に活動を知るきっかけになってほしいと思っています。そして、チャリティというモノがファッションの様にカッコ良く、ライフスタイルの一部として広がれば凄くいいなと思います。そのため、レゴブロックの世界遺産モデルだけでなく、幅広いジャンルのアーティストの方にもご協力していただくことで、メッセージの間口を広げました」(梶原さん)。

会場を渋谷パルコにした理由には、「若者文化の発信拠点であり、若い人たちにファッションのような感覚でフラットな気持ちで、この展覧会にご来場いただきピースに参加してほしいという」からだとか。「ピースは多い方がいい!こんな時代だからこそ、世の中にピースやスマイルをもっともっと増やせたら、少しでもきっかけにできれば・・。今後もより多くのアーティストの方にも参画していただきながら、国内外にこのメッセージを広めていけたらと思っています」(梶原さん)。

「PIECE of PEACE TOKYO」はこの後名古屋パルコにて開催が決定しており、その後も順次全国に展開していく予定だ。

[取材・文/渡辺満樹子(フリーライター)+『ACROSS』編集室]
「世界遺産チャリティアートエキシビション
「PIECE OF PEACE TOKYO-『レゴ®』で作った世界遺産展-」

■ 会 場
●A会場 Parco Factory(パルコファクトリー)
    渋谷パルコ パート1 / 6階
● B会場 LOGOS GALLERY(ロゴスギャラリー)
    渋谷パルコ パート1 / 地下1階

■ 期 間:08年2月1日(金)〜2月25日(月)<会期中無休>

■開場時間:10:00〜21:00 (最終日は18:00にて終了)
    *A会場のみ入場は閉場30分前まで

■入場料:A会場 一般300円・小学生100円・小学生未満無料
     B会場 無料

■お問合せ:03-3477-5873(パルコファクトリー)

入場料、グッズの売り上げの一部は、日本ユネスコ協会連盟
が行う世界遺産活動に寄付されます。


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