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NOSTALGIE table(ノスタルジーテーブル)
レポート
2009.02.18
この記事のカテゴリー |  飲食・フーディング | 

NOSTALGIE table(ノスタルジーテーブル)

アラフォー世代をターゲットにした
イタリアンレストラン

肘掛けイスやアンティークの照明が
心地いい雰囲気を演出。
奥には個室も完備し、ゆったりと
食事を楽しむこともできる。
大理石のタイルを引き詰めたフロア
は、温かさを感じるデザイン。
BGMは80年代の音楽AOR(Adult
oriented rock)が中心。
2月16日より、有機野菜を使った
新メニューがスタート。
恵比寿ガーデンプレイスとスカイウォーク(動く歩道)を挟む通りを、白金方面へと進んだ住宅街の一角に、イタリアンレストラン「NOSTALGIE table(ノスタルジーテーブル)」がある。同店は、同じく恵比寿にあるイタリアンダイニング&バー「NOSTALGIE(ノスタルジー)」の新業態として、08年8月9日にオープン。「NOSTALGIE」のオープンから4年目を迎え、客が気分や目的によって使い分けられることと、スタッフのキャリアアップの場を設けることを目的にオープンした。オーナーである中田聡樹さん(45歳)は、株式会社博報堂に16年間勤めた経歴の持ち主。準備期間を経て、40歳のときに飲食店経営をスタートさせた。

「会社勤め当時から、150名〜500名規模の異業種交流会の企画・運営を手掛けるなど、プライベートで人を集めて何かをするのが好きでした。起業するにあたり、お世話になった方や出会った方達など、人との繋がりを活かしたビジネスがしたいと考え、飲食に決めました。飲食業でしたら人を集め、もてなす事ができますし、交流会で様々な飲食店に行った経験も、店作りに活かせると思いました」(中田さん)。

同店のコンセプトは「くつろぎを追求した大人の隠れ家」。中田さんと同世代の40代前後の大人をターゲットに絞ったそうだ。そのため、BGMはアラフォー世代が親しんだ80年代の洋楽、AOR(Adult oriented rock)が中心。

「ターゲットは80年代を懐かしいと思うような、いわゆるアラフォーです。自分が楽しめる場所を作ることで、同世代の人にも楽しんでもらえると思い、同世代の方をターゲットにしました。実際の来客層も30代〜40代のエネルギッシュな方が多いですね」(中田さん)。

内装デザインは、シューズショップ「CLONE(クローン)」「NAMBA CITY(なんばシティ)」の公共スペースを手掛けた、株式会社エイトインクの三橋宇征さん。木のカウンターや岩で仕切られたキッチン、床には大理石のタイルが敷き詰められており、自然のものを多く取り入れた温かみのあるデザインとなっている。また、ちょうどいい明るさのアンティークの照明や、特注の木製テーブル、肘掛け付きのイスといった什器も心地良い雰囲気を演出。スペースを取るなど飲食店では敬遠されがちな肘掛けイスだが、ゆったりとくつろいでほしいという思いからあえて採用したそうだ。面積は25坪。席数はテーブル席22席、カウンター席5席、テラス席4席、個室1室。

「恵比寿は交通の便が良く、ターゲットにしている30代40代が多く集まる場所です。わざわざ選んで来てくれるような店にしたかったので、大手チェーンの飲食店やファストフード店が多い西口側ではなく、個人経営の飲食店が多く、明確な目的を持った方が訪れる東口側にしました」(中田さん)。

シェフは20年間にわたりホテルやレストラン、イタリアでも修行を積んだイタリアンの出身。アラカルト800円〜、パスタ1,450円〜、前菜+バスタ+メイン+ドルチェのコース3,780円等と、どれも手ごろな価格で提供している。平均客単価は、ランチが1,100円、ディナーが7,000円。ソムリエも在駐しており、アルコール類も充実している。

「同世代の方が、店舗名にもなっているノスタルジーな(懐かしい)気分に浸りながら食事とお酒を楽しめる場所にしたいと思いました。カップルや友人同士、ご家族など、親しい人とくつろいで頂きたいですね」(中田さん)

03年頃から以前弊誌でも紹介した「FREAMS(フレームス)」(03年8月オープン)のように、どの時間帯でも食事に重きを置いたオシャレな内装にファミリーレストランのような、どんなシーンでも日常的に使える「ネオファミレス」が登場し、使い勝手のよさから若者の間でも話題になったのは記憶に新しい。そんななか、06年頃から、「ALMA(アルマ)」(07年7月オープン)「GARNI DINER(ガルニダイナー)」(08年12月オープン)など、価格帯やボリュームに加え味覚がバージョンアップしたものが登場。同店もその流れのなかにある、アラフォー世代のオーナー自身によるアラフォー世代のための「ネオファミレス」といえる。

[取材・文/緒方 麻希子(フリーライター)+『ACROSS』編集部]
■NOSTALGIE table(ノスタルジーテーブル)
■住所:東京都渋谷区恵比寿3-28-7 ミューリエ恵比寿1階
■電話:03-3441-5643
■営業時間:ランチ 11:30〜15:00 
      カフェ 15:00〜18:00
      ディナー18:00〜23:00(土曜日17:00〜23:00)


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