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09/10AW東京コレクションレポート_JOHN LAURENCE SULLIVAN
レポート
2009.03.30
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

09/10AW東京コレクションレポート_JOHN LAURENCE SULLIVAN

3月24日(火)20:30〜@神宮バッティングセンター

スポーツ×80's。ストリート感たっぷりのテイラードスタイル

元プロボクサーという異色の経歴を持つデザイナーの柳川荒士さんが手がけるメンズブランド。03/04年秋冬シーズンにスタートし、07年春夏シーズンに東京コレクションでデビュー。タイトなシルエットでウエストがシェイプされた美しいテーラードジャケットが特徴のブランドである。08年には中目黒に直営店をオープンし、ハイクオリティライン「JOHN LAWRENCE SULLIVAN TAILOR(ジョンローレンスサリバンテイラー)」も展開している。

そんな同ブランドの6回目となるコレクションが、神宮バッティングドームを会場に行われた。うっそうとした森の中に設置されたランウェイに白い砂が敷かれ、背景にはパープルの蛍光灯が輝く、どこか近未来的でミステリアスな雰囲気だ。

今回のテーマは「野球」。エレクトロミュージックにのって、鮮やかなマスタードイエローのスーツを着用したモデルがランウェイに登場。ショーの前半ではスタンドカラーのダブルのスーツや、ショート丈でウエストシェイプされたジップアップジャケットのスーツなど、同ブランドらしいアレンジが効いたスーツスタイルが登場。シャイニーな素材やモアレ加工を多用し、鮮やかなパープル、グリーン、フューシャピンクなどのヴィヴィッドカラーの色使いが目を引いた。インナーにハイネックのシャツやニットを着たり、ネックウォーマーを合わせるなど、首もとを隠すことでストイックなイメージを表現しているという。

後半では、トライバル柄やモザイク柄のセーターや毛足の長いモヘアのラメカーディガン、ざっくりしたローゲージのロングカーディガンなど、ニットアイテムが多数登場。ボトムスは腰回りにボリュームがあり、足首にかけて細くなるサルエル風のテーパードシルエットが主流で、トップスをインして着用するハイウエスト・シルエットが新鮮。他にもゴールドにペイントされたムートンコートや、ビッグシルエットのケープ、肩パットを入れたスクエアショルダージャケットなど、80年代ファッションの記号がちりばめられていた。

また、野球のユニフォームを落とし込んだデザインのアイテムも多く、薄手のストレッチ素材のハイネックシャツや、脚にぴったりとフィットするニットパンツは野球のアンダーシャツを彷彿とさせる。スーツに組み合わせられたレザーのキャップは、野球の審判帽からインスパイアされたものだという。

「審判はグラウンドの中での強い権限の象徴。でも審判帽はそれとは対照的にかわいらしい印象もある。そのギャップが面白いと思ったんです」(柳川さん)。

「次のステップとして、大人っぽい世界を表現したかった」という今回のコレクション。スポーツや80'sなどストリートでも人気のトレンドをミックスした、東京ならではのテイラードスタイルへと昇華させていた。

撮影・取材・文/『ACROSS』編集部
Japan Fashion Week
日時:09年3月21日(土)〜3月29日(日)
主催:有限責任中間法人 日本ファッション・ウィーク推進機構
後援:経済産業省、独立行政法人 中小企業基盤整備機構、独立行政法人 日本貿易振興機構、知的財産戦略本部、外務省、文部科学省、国土交通省、東京都、社団法人 日本経済団体連合会、日本商工会議所、東京商工会議所、財団法人 日本アパレル産業協会、財団法人 ファッション産業人材育成機構、日本百貨店協会、社団法人 日本皮革産業連合会


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