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JAPAN FASHION WEEK in TOKYO 2009_furfur
レポート
2009.04.07
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

JAPAN FASHION WEEK in TOKYO 2009_furfur

3月25日(水)19:00〜@ラフォーレミュージアム原宿
テーマは「ハーブ魔女」。甘すぎない東京のナチュラルスタイル



furfur(ファーファー)はcarlife(カーライフ)、OUT of ACTION(アウトオブアクション)などを展開する(株)フレーバが2006年に設立したブランド。デザイナーは古橋彩さん、チダコウイチさんがディレクションを務めている。

4回目となる今回のテーマは「ハーブ魔女」。古橋さんが凝っているガーデニングからイメージを膨らませたという。

「ハーブを育てて薬を調合しているような、中世の魔女がイメージソースです。ワークウェアのディテールを盛り込んで、ヨーロッパの田舎の農夫のような素朴さをミックスしました」(古橋さん)。

暖かみのある白熱電球で照らされたランウェイに藁が敷きつめられ、正面のスクリーンに枯れた木のモノクロの映像が映し出される。ピアノの即興演奏に合わせて、楕円形に配したランウェイに総勢30人のモデルがゆったりと登場。よく見るとモデルの髪の毛や洋服には羽が振りかけられており。歩くたびにひらひらと羽が舞う、ロマンティックな演出だ。

ボリュームのあるパーマのロングヘアに、白いオーガンジーやコットンレース製の帽子やリボンを付けたヘアメイクが、牧歌的でオーガニックな雰囲気。背中に麦穂の束を背負っていたり、ほうきを手に持っていたりと、魔女やファーマーを連想させる小物使いが印象的だ。

ワンピースやチュニックなど、ふんわりとしたAラインシルエットのアイテムが中心。ニットのロングカーディガンやショート丈トレンチコート、ツイードジャケット等のアウターを羽織り、ボトムスにはワイドパンツを重ねて裾はロールアップするという、ゆったりしたレイヤードスタイルを披露した。

素材は優しい風合いのウールリネンを多用。ところどころにハリのある生成りのコットンや麻を組み合わせ、立体感のある表情に仕上げた。黒を中心に、ベージュ、白などで、全身を同系色で統一するワントーンコーディネートが目を引いた。

また今回は、アーティストのマーティン・マニグ氏とのコラボレーションラインとして、ユーモラスなねずみのイラストが描かれたワンピースやTシャツなどを展開。さらに2シーズンめとなるLeeとのコラボレーションデニムも発表した。

「土臭さやダーク感など、甘さのなかにどこか毒っけがあるニュアンスに惹かれます。ミッドナイトムービーのような世界観を表現しました」(古橋さん)。

フィナーレでは総勢30人のモデルが登場し、さながら魔女の養成学校のような雰囲気。もともと同ブランドが追求する、ロマンティックで“乙女”な世界観に、ちょっぴり暗いミステリアスなムードを加え、現代の東京の女の子の気分を現していた。

撮影・取材・文/『ACROSS』編集部
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デザイナーの古橋彩さん。
Japan Fashion Week
日時:09年3月21日(土)〜3月29日(日)
主催:有限責任中間法人 日本ファッション・ウィーク推進機構
後援:経済産業省、独立行政法人 中小企業基盤整備機構、独立行政法人 日本貿易振興機構、知的財産戦略本部、外務省、文部科学省、国土交通省、東京都、社団法人 日本経済団体連合会、日本商工会議所、東京商工会議所、財団法人 日本アパレル産業協会、財団法人 ファッション産業人材育成機構、日本百貨店協会、社団法人 日本皮革産業連合会


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