2009.10.22

interview_01 森下華絵さん(20)/大学3年生(経済)、柴田達也さん(21)/大学3年生(理系)

ストリートファッション マーケティング across
左:森下華絵さん(20)

私は大学で経済を先行しているので、アパレル業界を経済的な視点から見た話が興味深かったです。買う側としては、不景気のなかで、H&Mやフォーエバー21など安くて手頃な既製品で自分なりのオシャレを楽しむことは当然と思っていたけれど、今日のシンポジウムを聴いて、ファッションの根本を考えたら、少し高くてもオーダーメイドやクリエイションに敬意を払って買い物するということが大切なんだと思いました。

右:柴田達也さん(21)

友だちが「ここのがっこう」を受講していて、卒業制作を展示をするというので誘ってもらい参加しました。

いつもは消費者の立場でファッションに関わっているのですが、今日のシンポジウムに参加したことで、今まで知らなかったファッション業界の裏側を知ることができたし、不況によってアパレル業界にどんな影響があるのか、デザイナーがどういう存在か、今までより深く考えられるようになりました。

将来ミュージシャンを目指していて、曲を作っています。アーティストとしてセンセーショナルなものを打ち出すには、どういうものをどう感じて、どう出すかを明確に意識することが重要なんだと、もの作りをする者として参考になりました。

また、みんなに受け入れてほしいと漠然ともの作りをするのではダメで、ターゲティングの意識がなければもの作りは成功しないんだ、という事も強く感じました。


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