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Sky High(スカイハイ)
レポート
2012.11.26
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Sky High(スカイハイ)

ファッション業界で活躍する女性フォトグラファーが働く女性のためにオープンした
“デトックス”しながら“グロウ”できるフレッシュジュースバー

第一線で活躍するフォトグラファーでもあるオーナーのmamiさんの人脈もあり、業界人の来店も多いとか。取材当日は、某カリスマメイクアップアーティストの来店に遭遇。
「咀嚼することで脳内にHAPPY成分が分泌される」と、ドリンク以外にもサラダやベーグル、マフィンなどを用意。サラダもアメリカサイズのボリューム感。
スタッフの手作りのマフィンは380円〜。
週替わりのメニューも用意。その日の気分や体調に合わせて、手軽に必要な栄養をチャージできるのがうれしい。材料となる野菜は、無肥料・無農薬にこだわった野菜を生産・販売する、ナチュラルハーモニーから仕入れるというこだわりようだ。
場所は、青山学院脇の青山通りから六本木通りに抜ける道沿いの中ほど。すぐ近くにはフランス雑貨の人気店「オルネドフォイユ」がある。車通りは多いものの、喧騒から離れた落ち着いた立地だ。
もの余りの時代、暮らしから余分なものをそぎ落とす「断舎離」のブームは記憶に新しいが、そういった「デトックス」ブームはいま、美や健康を意識した“食”にも波及している。『ELLE JAPON』最新号(12月号)では「検証:私たちは食べ過ぎている!」と題し、老化の促進を防げるとした小食美食特集が組まれているように、メディアでも体や食のデトックスをテーマにした特集が頻出。特に今年は、仲里園子さん、山口蝶子さんによる姉妹ユニットが火をつけたグリーンスムージーに代表される、野菜や果物でデトックスできるヘルシードリンクが大人気に。ジュースショップのオープンラッシュも続いている

そんななか、今年7月、東京・青山に100%ロー(生)のフレッシュジュースを提供するジュースバー/カフェ「Sky High(スカイハイ)」がオープンした。ジュースはスムージーに比べて、栄養価の吸収がスムーズだとか。オーナーは、『VOGUE JAPAN』など第一線でファッション・ビューティー系のフォトグラファーとしても活躍するMami Keenanさんだ(mamiさんのHPはこちら

コンセプトは、質の高い食事をファストフード形式で提供する、いわゆるクイックエナジーチャージ通常の野菜の2倍の栄養価を持つとされている厳選したオーガニック食材を使用する、400mlとビッグボリュームのジュース(800円〜)をメインに、スムージー(750円〜)や、野菜たっぷりのサラダ、ヴィーガンマフィン、ベーグル、ローチョコムースのデザートといった、ナチュラルで体に良いものを厳選して提供する。動物性のものは一切使用していない。

「Sky High」のドリンクは、一般のスムージー/ジュースのように水で薄めないため、野菜や果物の味や香りを存分に味わえ、まるで「野菜を食べている」ような満足感を得られるのが特徴だ。もちろん栄養価も高く、主力であるジュースは、容量(400ml)の倍の重量(800g以上!)、スムージーの10倍の量(!)の野菜や果物から絞るというから驚く。
なかでも、日本初の「コールドプレスジュース」(1,500円〜)は、「ノーウォークジューサー」というコールドプレス(低温圧搾)機を使用し、熱をかけず1杯15分かけて絞るスペシャルジュース。鮮度が落ちにくくアメリカでは2〜3日保存できるといわれている。

mamiさんは13年間のアメリカ生活を経て、2006年に帰国。その時に感じたことが、今回のオープンのきっかけとなる。

「帰国してすぐ覚えた違和感は、日本はアメリカと違って、ベジタリアンが満足できる飲食店がないということです。アメリカには街のいたるところにジューススタンドがあるし、レストランではビッグサイズのサラダが食べられるのに、日本ではそれらがどこにも見つけられなかった。野菜をきちんと『食事』として摂取できるお店があったらいいのに、と思っていました」(mamiさん)

  マクロビに精通する家庭で育ち幼少期からベジタリアンだったmamiさんにとって、野菜やオーガニック食材はもともと馴染みの深いもの。アメリカ在住時には独学でローフードやヴィーガン料理を取り入れていたが、美味しく食べられるグルメとしてのベジタリアン料理を学びたいとの思いからアメリカのローフードシェフスクール「リビングライト」に通い、公認シェフも取得した。
 
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水を加えず野菜や果実の栄養豊富なエキスのみ、たっぷり400mlで提供されるジュースはまるで食事のような飲み応えに驚く。ジュースの概念を覆すドリンクだ。
一切火を通さずに作られたココナッツのロークッキー。
ショットで追加できるパワーブースターのひとつ「ウィートグラス(小麦若葉)」は栄養価の高さから欧米で注目されている素材。「スカイハイ」では、店頭で育てたものをその場で搾るというフレッシュさ!
オーナーのMami Keenanさん(左)。
そんなmamiさんが提案するジュースのなかでも一番人気は、「デトックスグリーン」(400ml/1000〜1500円。ジューサーにより異なる)で、ケールやセロリ、キュウリなどのグリーン野菜にレモンとグレープフルーツといったかんきつ系の果物をブレンドしたもの。ほかに、免疫力アップ効果の望める「コールドフィクサー」(オレンジ、生姜)や、ビタミンが豊富な「エービーシー」(リンゴ、ビーツ、人参)、リラックス効果のある「ソフトマインド」(パイナップル、梨、チアシード)などが好評。全9種類のほか、好きな果物を3つセレクトできるメニューもある。スムージーは定番の「野菜のスムージー」や、「ローチョコシェーク」など6種類。マカやヘンプシードなどの“スーパーフード”(150〜200円)をトッピング的に追加もできる。

さらに、「Sky High」ならではの取り組みとして力を入れているメニュー「ジュースクレンズ」。1〜5日までの好みの設定日数の期間、ジュースのみを摂取するという、いわゆる“ジュース断食”である。価格は1日2.4ℓで9,000円〜。消化器官を一時的に休息させることで、食物の消化に必要とされる約40%のエネルギーがデトックスやヒーリングに利用されるという。期待できる効果は、肌荒れやむくみの改善、内臓脂肪の減少によるダイエットなど。アメリカでは早くからハリウッド女優などがデトックス目的で取り入れていたそうだ。

私自身、野菜ジュースを始めてから、マインドがクリアにポジティブになり、体調や肌の調子がまるで違うことに気付いたんです。カメラマンとして、日々モデルや美容関係者と接する機会が多かったこともあり、出店には、女性の美と健康を応援したいという想いもありました」(mamiさん)

「Sky High」の構想は、3年ほど前からあったというmamiさん。しかし、ヴィーガンやローフード、ジュースクレンズは一部の美意識が高い人たちの間では知られていたものの、一般にはまだ浸透していなかったという。当時、構想を某雑誌編集者に相談したところ、「日本ではまだ早い」とアドバイスされたとか。その後、日本でも徐々にモデルやタレントから一般に広がり、満を持して開業を迎えたわけだが、今年は表参道に「グリーンスムージー スタンド」「グリーンスムージー バン」、原宿にLA発のスムージーショップ「ロベックジュース」の2号店が、相次いでオープン。「今年がまさにブレイクの年」(mamiさん)というように、まさに、グッドタイミングでのオープンとなった。

「まだ日本で知られていないジュースバーの存在はもちろん、特にジュースクレンズの効果を広く認知させたいですね。ダイエットをしていると栄養が偏ったり気持ちが沈んだりしがちですが、クレンズはビタミンが豊富だから体も肌も元気になるし、気分もすごくハッピーになる。デトックスしながらグロウ(輝く)できるなんて最高ですよね」(mamiさん)

青山という立地を選んだのは、やはり「美意識が高い人たちが集まる街だから」(mamiさん)。ターゲットは、30代〜の女性。「バリバリ働いていて、肌や体に疲れを感じている」人に利用してほしいというが、実際にハードワークな雑誌編集者や美容ジャーナリスト、業界人が日常的に訪れており、近隣のモデルエージェンシーへのデリバリーも多いとか。また、女性客だけでなく、近隣の美容師や業界人といった男性客も予想以上に多いことに驚いたそうだ。

「体にいいものならなんでも取り入れよう、という飽食の時代はもう終わったんですよね。これからは、『いらないものを捨て、いいものを選ぶ』時代。良質の食べ物をいかに選んで取り入れて、内側から健康になるかを考えるべきだと思います。食でこんなに変わるんだ!ということをみなさんに体験してもらえれば」(mamiさん)。
 

【取材・文: 皆川夕美(フリーライター)+『ACROSS』編集部 】

Sky High(スカイハイ)

●住所:〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-3-4 青山TNビル
●営業時間:平日11:00〜20:00(日定休、祝不定休)
●TEL:03-6427-2717(電話受付時間: 11:00〜20:00)
●FAX:03-6427-2737
●E-mail: info@skyhigh-tokyo.jp
●HP: http://skyhigh-tokyo.jp/


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