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ダーツバーラウンジ バネ・バグース

ダーツバーラウンジ バネ・バグース

レポート
フード
2003.02.12
この記事のカテゴリー |  飲食・フーディング | 

02年12月14日、渋谷区宇田川町に『ダーツバーラウンジ バネ・バグース渋谷店』がオープンした。運営するのは、渋谷を中心に「ビリヤード・バグース」や「インターネット未来マンガ喫茶バグース」、「カラオケワールド“ZIO”」などを展開する、(株) コスモ通商である。

「弊社は、96年に『ビリヤード・バグース』を出店して以来、渋谷エリアにおいてはビリヤードをメインの業態として事業展開を行ってきました。しかしここ数年、競合店が急増。ビリヤード市場も飽和状態になり、次の業態は何かと模索していたんです。そんな時に知ったのがエレクトリックダーツ。昨年9月から『ビリヤード・バグース』にテスト的に導入したところ、予想以上に反響がよく、今回の新業態での出店に至ったのです」と言うのは同店の総支配人小林忠継さん(32歳)。

エレクトリックダーツとはコンピュータ制御されたダーツマシンのこと。一説によるとプレイヤー人口は世界で2,000万人以上。日本においても新機種「スペクトラム」が登場した00年以降、バーやパブに設置する店舗が急増し、渋谷界隈だけでも約40店もあるそうだ。

「大人たちが、食べて・遊んで・お酒を飲むために集まる場所を渋谷に復活させたかったんです。」(小林さん)。

実は、小林総支配人の前職は、飲食店のコンサルタント。青山や西麻布周辺の個人経営の店を主要顧客としていたそうだ。(株)コスモ通商が、町田市内で運営する唯一の飲食業態「和食創作Dining隠れ房」強化をきっかけに、ヘッドハンティングされたのだという。

同店の内装は黒や茶、グレーを基調としたシックな雰囲気。入ってすぐ左手には約12mのバーカウンター、右手にはテーブル席。エレクトリックダーツは、その奥の壁面に14台並べられ、ネオンのような華やかな光を放っている。約90坪の逆L字型の店内は計100席とゆったり。間接照明の影響もあってか、どことなく高級感すら感じられる。

お酒は、熊本の「鳥飼」など焼酎約20種類をはじめ、ワイン約40種類、スパークリングワイン約10種類と豊富。食事のメニューも、注文を受けてから作る「富山の天然水で作る温かい蒸しTO−FU」(600円)や「蕎麦きり(ぶっかけ蕎麦)」(700円)など、和食中心でちょっとした割烹のようにも感じられるが、同店の平均客単価はなんと約2,000円。ちなみに、「外食産業市場動向調査(2001年)」によると、パブ・居酒屋における全国の平均客単価は2,217円である。

00年以降、個人や異業種からの参入が相次ぎ飲食店業界は大盛況。インディーズレコードレーベルLD&Kの「宇田川カフェ」、イタリアブランドの輸入販売業(株)フィーゴの「FIGO CD&CAFE」、(株)エイ出版社の「surfers table」など、この「Today's Shibuya?」に掲載したものだけでもかなりの数になる。なかには多店舗展開をはじめた店も少なくない。

一方、エレクトリックダーツは、02年4月にセガグループの「Bee SHIBUYA」(11台導入)、5月に「アメリカンダーツカフェSoul(s)」(7台導入)と、渋谷だけでも大型専門店が相次いでオープンしており、アミューズメントの新業態として定着しつつある。

そんななか、『ダーツバーラウンジ バネ・バグース渋谷店』は、飲食業態とエンタテインメント業態を融合した新業態といえるだろう。

「実は、チェスやウノなども用意しているんです」と小林さん。
「ゆっくりお食事をしていただきつつ、ダーツも楽しんでいただく。ある程度ゲームを楽しんでいただいたら、その後にはお席で別のゲームを楽しむ。そんな大人の遊び方を伝えていきたいですね」(同)。

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