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ASBee 渋谷センター街店

ASBee 渋谷センター街店

レポート
ファッション
2003.04.12
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

2月23日、『ASBee渋谷センター街店』がオープンした。場所は渋谷駅側から渋谷センター街に入って2つめの角地。「HMV渋谷」の向かい側である。

同店を運営するのは、創業1931年の老舗シューズ専門店(株)ツルヤ靴店。愛知県名古屋市に本社を置く同社は、中部・関東・関西エリアで「TSURUYA」、「ASBee」、「H2 company」と3種類のショップを37店舗展開している。なかでもASBeeは、トレンドを重視した品揃えの都心型ショップで、同社の基幹ショップブランドとしての位置付けにあり、関東エリアだけで現在14店舗展開しているという。

「以前からトレンド発信地である渋谷に出店したいと思っていました」と言うのは、同店統括店長の丹下浩二さん。「当店はASBeeの集大成。旗艦店です」。

同社は1年程前に同店の敷地約65坪を取得し、地下1F地上5F建て、売場面積約240坪のガラス張りのビルを建設。売場は地下1Fから4Fまでの5フロアで、1Fと2Fはスニーカーなどメンズ・レディスのスポーツシューズ、3Fはメンズカジュアルという構成で、各フロアに同社のプライベートブランド「ASBee’s」、「H2 company」を展開。地下1Fのみ、米国のカジュアルシューズブランド「SKECHERS」のインショップとしている。また、4Fのメンズドレスシューズ売り場では「Alden」、「Triker’s」、「JOHN lobb」、「TOD’S」「PRADA」といった、海外の有名人気ブランドを集積している。

「4Fのメンズドレスシューズ売場は弊社初の試みです。このフロアに限り、会社帰りの20代後半〜30代、40代の男性が多いですね」(丹下さん)。

従来のASBeeのターゲットは17〜20代後半の若者。しかし渋谷センター街店に限っては「リセットジェネレーション(年齢に関係なく“遊び心”を持ち続けている世代)までの全ての世代」とし、取扱商品枠も拡大。4Fはその隠しキーポイントでもあるようだ。

「実は、工事が休みになる期間を利用して、昨年の12月26日から今年の1月9日までの15日間だけ、1Fでアウトレットセールを実施したんです。商品は弊社の他店舗から集めました。開店前に知名度を高めるための仕掛けだったんですが、かなりの手応えはありましたね。その流れを受けて、オープン時は1Fをスニーカーなどスポーツシューズのアウトレットにしました。今後はパンプスやサンダル、ミュールなどレディス向けの商品も強化していく予定です」(丹下さん)。

ここ数年、渋谷エリアはスニーカーショップの激戦区となっている。渋谷センター街に限ってみても、02年3月にオープンした「ABC−MARTセンター街店」、さらには古顔の「靴のダイワ」、「ムラサキスポーツ」と3ブロックの中に4店舗がひしめいている。また、駅の反対側、恵比寿に向かう途中の渋谷区東には、今春「Step IN Step」も出店。裏原宿に点在するスニーカーショップを含めると、原宿〜キャットストリート〜渋谷〜恵比寿と「スニーカー・ゾーン」が形成されるほどである(!)。

「競合店は商品構成がバッティングしているABC−MARTセンター街店でしょうか。センター街の通行量は1日9万人とも10万人とも言われていますが、ピーク時は18時から20時。仕事帰りに立ち寄る方が多いのがこのエリアの特徴かもしれません。特にこういう店に、というコンセプトのようなものはありませんね。とくに1Fはこうと決めつけず、その時々の流れに合わせて変えていくつもりです」(丹下さん)。

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