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Vinaioli da“Mani”

Vinaioli da“Mani”

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ライフスタイル
2003.05.12
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渋谷区宇田川町のはずれ。ひっそりとしたエリアにある、イタリア料理店『Vinaioli da“Mani”(ヴィナイオーリ・ダ・マーニ)』が「ほんとうに楽しいイタリア料理教室」を開始した。コースは全部で5つ。「2時間半でホームパーティができる」がコンセプトだという。

「作り方を教えて欲しいっていうお客さんが多いから始めただけ。なんだかんだ言って受講希望者は100人近くいるかな」と、ボソボソ話すのは同店のオーナーシェフ、通称umme-san(ウメさん)。

店舗面積約15坪。カウンター10席、テラス8席だけとこじんまりとしているが、常連客は中目黒の某有名カフェのオーナーをはじめ、有名飲食店のシェフやスタッフたちやマスコミ関係者、さらには芸能人という知る人ぞ知る店なのである。

umme-sanはイタリア在住経験20年以上というイタリア通。イタリア国籍も取得しているそうだ。ミラノの「マルケーシ」やローマの「パセット」でイタリア料理を、パリのホテルリッツ「エスパドン」などでフランス料理を学び、4年半前に帰国。02年10月に同店をオープンした。

なんとumme-sanはイタリア・トスカーナにワイナリーを持っており、自らが見立てたワインをお目当てに通う常連客も少なくないという。

「ワインはイタリアやフランスのレアものが中心。倉庫のストックも入れて4万本ぐらいあるかな。東京に10本入荷したらその内の6本はうちに入る。どれも価格は市価の半分ほど。いいワインを安く大勢のお客さんに飲んで欲しいからね」(umme-san)。

料理教室の受講生はほとんどが常連客。実は講座の初日、講師として予定していた同店のイタリア人シェフ、イテム氏が体調不良でダウンし、急きょume-sanが講師を勤めることになった。しかし、そんなハプニングもなんのその。前菜からメインの「グリルドチキン」、そしてドルチェまでと和気藹々のムード。なんとシャンパンと白ワイン、食後のカプチーノなどはお店のおごりだったうえ、食後には、生徒の1人がオー・ソレ・ミオを唱うというオマケまで飛び出すほど盛り上がった。

「六本木でも銀座でもなく渋谷に、東京の大人たちの遊び場を作りたかった」(umme-san)。

用意された材料やマニュアル通りのレシピなどにとらわれない、オーナーの遊び心がつくり出す独特の教室。まさに、ここ数年増加しているプレゼンテーション過剰な飲食店群とは対極にある、「真の大人たちの遊び場」といえるだろう。

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