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ZOOL神南店

ZOOL神南店

レポート
ファッション
2003.05.19
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

03年4月26日、渋谷区神南1丁目に『ZOOL神南店』がオープンした。

運営するのは、フォルジュ(有)。同店は90年に女の子向けのヴィンテージ古着屋として吉祥寺で創業。神南店は高円寺、代官山店に続き4店舗目の出店となる。

「00年にオープンした代官山店が一段落したということで、去年あたりから新店舗を出店する構想を進めていたんです。出店候補地にはファッションの街として定着した神南エリアを考えていました。そんな時、知り合いのつてで偶然この物件に出会い、急遽出店することになったんです」とオーナーの渡辺香織さん(35)。物件が決まってからは急ピッチで準備を進め、わずか1週間でオープンにこぎつけたのだそうだ。

場所はビームスやストーミーの並ぶ通りを1本入った裏通り。壁をマホガニー調の木材と緑色で統一した約17坪の店内には、カラフルなアイテムが所狭しと並ぶ。内装のコンセプトはパイレーツ(海賊)。天井にランプを飾ったり陳列にトランクを使うなどといった演出が、どことなく古い海賊船のような雰囲気を醸しだしている。ボディにディスプレイされているのも頭にバンダナを巻き、アクセサリーをたくさん付けた海賊風のコーディネートだ。

商品構成は、70〜80年代のアメリカ、フランスの女の子向け古着が中心。ドルマンスリーブやワンショルダーといった80 年代風デザインのトップスやサテン素材のイージーパンツなど一風変わった個性的な商品が多いのが大きな特徴だ。また古着だけでなく国内ブランドや同社のオリジナルブランドである『ZOOL』『TOPEKA PRAIDE』の新品商品、さらには同店オリジナルのリメイク古着も扱っている。古着と新品の割合は6:4。

「代官山店はヴィンテージ・アンティーク古着を中心とした高級感のある商品展開。一方、高円寺店は個性的なアイテムと豊富な品数で勝負する商品展開。神南店はその2つの要素をミックスしたコンセプトで、手頃な価格で商品を提供し、なおかつ雰囲気のある店作りを目指しました。メインターゲットは10代後半〜20代後半の女性客ですが、エルメスのヴィンテージバッグなども扱っていますので、親子でご来店頂いても満足していただけると思います。もちろん、男性のお客様も大歓迎です」とスタッフの菅野さん。

古着を取り入れたファッションはこの10年で男女共にすっかり定着した。特に渋谷・原宿では昨年あたりからデザイントップスや過剰なレイヤードといった80年代風テイストの奇抜なスタイリングを支持する若者が急増。トレンドの要素を安価な古着で取り入れるのはもはや常識となった。「流行の半歩先を行くアイテムを若い方にも買える価格で」(渡辺さん)という同店のコンセプトはそんな現在のマーケットを反映しているといえるだろう。

同店は今後、都内での多店舗展開はもちろん地方への出店も考えているのだそうだ。

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