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BROWN RICE CAFE

BROWN RICE CAFE

レポート
フード
2003.06.11
この記事のカテゴリー |  飲食・フーディング |   美容・健康 | 

自然療法や自然化粧品で知られる(株)ニールズヤードレメディーズが、今春、表参道の新社屋に移転。ショップ、トリートメントルーム、スクールなど従来の機能に加え、4月6日、同社初となる飲食業態『BROWN RICE CAFE(ブラウンライスカフェ)』をオープンした。

運営するのはブラウンライス(株)。1989年にフードコーディネーターのタカコ・ナカムラ氏が設立した同社は、主に菓子の製造・販売や自然食品の通信販売会社などを手がけ、昨年、(株)ニールズヤードレメディーズの関連会社となった。

「私たちを結びつけたきっかけは、ナカムラさんが提唱していた『Whole Food(ホールフード)』というコンセプト。Wholeは“まるごと”“全体”という意味で、Whole Foodとは、お米なら玄米、小麦粉なら全粒粉のような未精製でミネラルが豊富な食材を指します。実だけでなく葉っぱから根っこまで全部食べようという発想なんですが、実現するためには高い安全性が求められるため、食材そのものだけでなく食材を育てる土や水など環境全体を見直さなくてはなりません。この考え方は弊社の理念である“自然との共生”や“環境保護”に通ずるものがあり、共感をおぼえたことから、今回カフェのプロデュースをナカムラさんにお任せすることにしました」(同社広報・カフェマネージャーの井上祐子さん)。

料理のテーマは「BROWN RICE&SOY」。BROWN RICE はWhole Foodの代表的食材である玄米のことで、SOYフードは豆腐や豆乳など大豆から作られた食材をいう。なるほど、昼夜を通じて「玄米INARIポーチ」や「玄米のリゾット」(ともに1,000円)など、オーガニックな料理名がズラリとメニューに並んでいる。

もちろん、主だった食材は有機(オーガニック)・無農薬・低農薬・無添加。これらはナカムラ氏が会社設立以来ずっと培ってきた「生産者ネットワーク」をフルに活用し、信頼のおける生産者たちから直接買い付けているという。実際、同店の壁には「三之助豆腐」、「はつかり醤油」といった生産者たちの顔写真が誇らしげに飾られている。

また、グラスは酢のビンを溶かして再生したもの、陶器は全国の百貨店から収集した割れた食器をもとに製造された「リ食器」、さらには塗り直せば何度でも使える漆コーティングの箸など、同店の食器類はほとんどリサイクル可能なものばかり。ラップや洗剤も環境に配慮したものだけを使うなどこちらもエコに徹している。

「エコといっても、あれもダメこれもダメといったストイックなものではなく、周りもこうなればいいのになぁぐらいのスタンスでやっています」(井上さん)。

「健康」と「有機栽培」、「自然との共生」、「環境」はニールズヤードの4つのコンセプト。それらを「食」という新たな分野で表現したことで、同社の世界観がまたひとつ拡がったといえそうだ。

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