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WATCH&ACC. by hiroB

WATCH&ACC. by hiroB

レポート
ファッション
2003.06.14
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

4月28日、渋谷区神南に『WATCH&ACC by hiroB』がオープンした。これは、00年5月より運営していたインテリアショップ兼ギャラリーの『hiro B gallery』が、時計を中心としたセレクトショップへと業態転換したものである。運営するのは、エディフィスやジャーナルスタンダード、スピック&スパンなどのセレクトショップを展開する(株)ベイクルーズ。

「ここ1〜2年の間に中目黒を中心にインテリアショップがずいぶんと増えました。品揃えやテイストが同じようなショップが次々とオープンするにつれ、うちが渋谷という立地で運営する必然性を感じなくなっていったんです」と語るのは、店長の勝本千利さん。

実は勝本さんは、同社で取り扱う時計の買い付けを一手に担当するバイヤーである。これまで「hiro B」ではアンティークウォッチに限り取扱ってきたが、エディフィスをはじめ、他のショップのオリジナルウォッチのデザインなども手がけてきたそうだ。

「ここ数年、機械式高級時計のブームを背景に、アンティーク時計の人気も高まっています。同社が運営する各ショップでもかなり売上げが伸びてきたこともあり、今回、ベイクルーズが手掛ける時計のフラッグショップとしての専門店業態の出店に踏み切りました。アンティークウォッチの専門店はこれまでもありましたが、20〜30代の若い人達が入りやすく、安心して買える店は少なかったと思うんです」(勝本さん)。

約7坪の店内は明るくオープンな印象。ショーケースにはロレックスやオメガ、カルティエといった有名ブランドの時計がずらりと並んでいる。商品構成は1950〜70年代のアンティークウォッチをメインに、デッドストックや日本未発売モデル、現行の新品商品や同社のオリジナルウォッチなど。アンティークと新品の割合は8:2。メンズとレディースの割合は4:6で現在約180アイテムを扱っている。

コンセプトは、コンディションの良いものを適正な価格で提供すること。商品にはブランドごとに丁寧な説明が表示されており、知識が無くても選びやすいような配慮がなされている。また、販売だけでなく修理やオーバーホール(分解掃除)などのメンテナンスも受け付けている。

「アンティークウォッチといっても、当店では日常使える商品を中心にセレクトしています。身に付けることでポジティブになれるような、愛着の持てる時計に出会えると思いますよ」(スタッフ七戸さん)。

00年、世界最大の時計の展示会であるバーゼルフェアが一般公開を開始。国内でも、時計を特集したファッション誌や専門誌が次々と刊行されるなど、高級時計は大ブームとなっている。

それに伴い、消費者の時計の購入場所も多様化。特にアンティーク時計に関しては、これまで主流だった百貨店や並行輸入系専門店ではなく、アパレル系のセレクトショップで購入する層が確実に増えている。そこには、平場でのブランド買いではなく、時計も洋服やバッグ、靴などを選ぶように、自分なりのコーディネート感覚で買いたいという、消費者心理の変化が伺える。

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