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BODY FOCUS渋谷店

BODY FOCUS渋谷店

レポート
ファッション
2003.08.01
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

6月24日、レディスインナーウェア専門店『BODY FOCUS渋谷店』が、渋谷センター街にオープンした。

運営するのは、名古屋市内で「メルシー」(フィットネス用品販売店)、「コスメティックVITA」(コスメ販売店)など、計5業態を展開する(株)三興メルシー。「BODY FOCUS」は既に名古屋市内で2店舗展開しており、渋谷店は3店舗め。同社にとってはこれが関東初進出となる。

「1号店を出店した01年は、ちょうどブラとショーツのセットアップを低価格で販売する店舗が多数出店していた時期。そこで当社は、他店との差別化を図るために建物まるごとインナーウェア専門店にするというかたちを取りました」というのは、渋谷店店長の中島佳宏さん。

全4フロアのうち1〜3Fが売場となっている。1Fにはシフォン系のプリントものやガールズブリーフ(ボクサーショーツ)といったスポーツ系など、今期のトレンドものを集約。このフロアは2〜3Fへと来店客を誘導するディスプレイも兼ねているため、2〜3週間ごとに変更するという。2Fでは来店客が自分の好みでコーディネイトできるようブラとショーツを単品で販売。3Fはショーツやスリップ、小物などが中心の商品構成だ。なお、精算は全て1Fで行う。同店では、ロリアン、美光、マービー、ヒミコなど国内外のメーカーのものも取り扱っている。同社オリジナルの製品は約1割。

「当店の狙いは、メインターゲット層である18〜25歳の“衝動買い”。ブラとショーツがセットで1,000円台〜2,000円台のものを中心に、このくらいなら買ってしまおうかと思える価格に設定しました。商品のバリエーションも、トレンドものからベーシックなタイプのもの、カジュアルなスポーツタイプ、インポートものなど幅広く豊富に取り揃えています」(中島さん)。

10〜20代をメインターゲットとした低価格販売店は、00年に、ソックコウベ(株)の「エメフィール」がブラとショーツのセット価格1,980円で提供したのが始まりとされている。その後、ワコールの「une nana cool」やトリンプの「POESIE」など大手メーカーが“手ごろな価格でトレンド”を前面に打ち出したSPA製品で追随。今や従来からあった専門店や百貨店、アパレル系セレクトショップなどと同様、インナーウェアの購入場所の1つとして定着した。同店は、そんな低価格販売店の集大成的店舗といえるだろう。

ちなみに、今月より業界最大手の(株)ワコールが、(株)ナルミヤインターナショナルと8〜15歳向けのインナーウエアの共同展開を開始。伊勢丹新宿店、東武百貨店池袋店をはじめ百貨店に「フラワーガーデン」という店舗を設置し、秋冬向けにブラやショーツ、パジャマなど60以上のアイテムを販売している。価格はブラ単品で2,800〜4,500円。コギャル消滅後の新たな市場となりうるか、注目されている。

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