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DORAMA 渋谷宇田川町店

DORAMA 渋谷宇田川町店

レポート
カルチャー
2004.08.25
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渋谷宇田川町店店頭ではモニターを
設置し、呼び込みも実施している。
同店だけの新しい試み。
柱に吊り下げられている
のは中古ビデオ。果物に
見立てての展示。
店頭のCDコーナーでは観光客と思し
き外国人たちが目当ての商品を探す
姿が見られた。
04年7月30日、リサイクルショップ『DORAMA 渋谷宇田川町店』が、井の頭通り沿いにオープンした。

運営元は(株)ドラマ。代表取締役の上舞康洋さんは、3年間のちり紙交換業で得たノウハウをもとに笹塚で1.5坪の古本屋を開業。その後下北沢に移り、マンガ、文庫本、レコードなどのリサイクルやビデオレンタルを始めたところ行列ができるほどの反響を得たという。以降徐々に店舗を増やし、現在は東京、神奈川、埼玉で40店舗展開(すべて直営)。また、04年からはアミューズメント施設の運営にも進出している。

同社が、都心ターミナル駅近郊へ出店した目的は“社内における商品のリサイクル”。既存の住宅街や幹線道路にある郊外店と、渋谷宇田川町店のようなターミナル都市にある店舗とでは来客層も求める商品も異なる。同社はその差異を利用して集積した商品を供給し合っているのだそうだ。

都心1号店となった渋谷宇田川町店は間口が狭く奥行きが長い“鰻の寝床”のような構造。25坪程度の店内ではゲーム、DVD・ビデオ、CDの3ジャンルの販売・買取を行う。商品はゲームが50%、DVD・ビデオが40%、CDが10%という構成比だ。

「これまで4〜5店舗の開店を担当してきましたが、渋谷で価値観が大きく変わりましたと言うのは店長の土岐法郎さん。
「従来は受動的な接客がほとんどでしたが、渋谷では店の前を通る人だけでなく街全体から引っ張って来なければ!という感じです」(土岐さん)。
そのため店頭では随時店員が呼び込みを実施。入口には32インチのモニターを設置し、店頭から見えにくいゲームコーナーのイチオシ商品がプレイできるよう工夫している。

「CDや音楽DVDの動きが大きいとわかったときは、“渋谷は音楽の街なんだ”と改めて実感しました。なかでも郊外店では供給過剰になりがちなJ-POPが人気。購買層がアジア系をはじめとする外国人旅行客のかたが中心というのも大きな特徴ですね」(土岐さん)。

周辺には「東急ハンズ渋谷店」や「まんだらけ渋谷店」、「THE COMIX」(前身は「まんがの森」)、「ドニーニョ」などサブカル感が漂う一角となっているが、オープン1ヵ月足らずの同店も、以前からそこにあったかのように馴染んでいる(!)。

今後、同店は動きのいいCDの取り扱いを強化していく方針に決定。また、新宿や池袋などの主要ターミナル駅周辺エリアへの出店も積極的に展開していく予定だそうだ。

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