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TUBO(ツーボ)

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レポート
ファッション
2005.12.29
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

改編が進む「栄通り」に移転オープン。
大人の女性をターゲットにしたセレクトショップ

内装のテーマは女の子の部屋。シャンデリア
やピンクの壁がロマンティックな雰囲気。
一部古着やヴィンテージも販売。上質であり
ながらリラックス感のある着こなしを提案し
ている。
靴やアクセサリー、バッグなどの小物も販売。
マリーグリーンなどのインポート下着も
扱っている。
ヴィンテージのアクセサリーも充実。リング
3,000円〜、ブレスレット4,000円〜と
リーズナブルな値段も魅力。
05年11月1日、渋谷区松濤にセレクトショップTUBO(ツーボ)がオープンした。運営元はジョーインターナショナル(株)。Jassie(ジャッシー)やJi-maxx(ジェーアイマックス)LIPSERVICE(リップサービス)などのギャル系ブランドを中心に、アパレルの企画や制作、販売を手がける会社である。

「イメージを限定せずに、シーズンごとにリアルに自分達が着たいものを選んでいます」と語るのは、同店のバイヤーを努める細井玲子さん(31)。

もともと同店は、同社のセレクトショップや路面店を展開する事業部に在籍する細井さんと山田さんが「ギャル系とストリート系の垣根を越え、テイストにこだわらずに面白い店を作ろう」と03年に立ち上げたのがはじまり。同社の卸先のショップが多かった八王子市で03年03月から1年半ほどかけて試験的に運営を行い、このたび、渋谷に移転。リニューアルオープンしたというわけだ。

以前はミセス向けのブティックだったという店内は約15坪。内装は、女の子の部屋をイメージし、ピンクの壁やシャンデリア、木製の什器などでロマンティックな雰囲気を醸し出している。

商品はすべてレディースで、国内のブランドを中心に、古着やヴィンテージなど新しいものと古着のミックスで構成。取り扱いブランドは、les Briqu'a braque(レ・ブリカ・ブラック)、goopop(グーポップ)、Leeのデニムなど。さらに今春からはロンドンのOnce upon a time(ワンスアポンアタイム)やROXYが20代後半からの大人向けに発表するニューラインROXY LIFE(ロキシーライフ)も入荷予定だという。古着やヴィンテージは全体の4割ほどで、いかにも古着、というものではなく、ワードローブに加えやすいベーシックなものを選んでいるのだそうだ。また、オリジナルブランドのTUBOや、古着をリメイクした商品も取り扱っている。

八王子で試験的に運営していた頃は20代前半の学生がメインの客層だったが、今回の移転により顧客の年齢層がアップ。もともと理想としていたショップの形に近づいたという。ターゲットは20代半ば〜50代の大人の女性。上質なアイテムを持っている大人の女性のワードローブにもプラスできるような品揃えを意識するようになったという。現在、メインとなる客層は周辺に通勤する20代後半〜30代後半の女性たち。会社帰りに立ち寄るお客さんが多いため、土日や昼間は比較的静かで、平日の夕方以降に賑わうというのも同店の特徴だ。

同店が出店したのは、文化村通りと山手通りを繋ぐ「栄通り」。運営元のジョーインターナショナル(株)では、同店の他にも、メンズセレクトショップcurious(キュリオス)や、オリジナルブランドのgLOW LIP(グロウリップ)やJSG(ジェー・エス・ジー)の旗艦店と、今年に入ってから栄通り沿いに立て続けに4店舗出店している。

「渋谷の外れで、まだイメージが確立していないこのエリアにポテンシャルを感じ、出店を決めました。中心の喧騒から外れているぶん、通りがかった人の目に付きやすく、オリジナリティーをアピールしやすいのがメリットです。今後この周辺にも人の流れができて、エリアが活性化していくきっかけになれたらいいですね」(細井さん)。

現時点では文化村通りと山手通りを繋ぐ抜け道として、また付近の住民の生活道路としての印象が強い「栄通り」だが、その一方では、アパレルのショップや飲食店、インテリアショップなどが少しずつオープンしており、確実に改編が進行中である。さらに06年1月には女性専用リラクゼーション施設のオープンも予定されており、今後さらなる発展が予想される。

[取材・文/重保咲+『WEBアクロス』編集室]

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