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SHIESPA(シエスパ)

SHIESPA(シエスパ)

レポート
ライフスタイル
2006.05.02
この記事のカテゴリー |  美容・健康 | 

渋谷初の天然温泉!
女性専用の総合スパ施設が松濤にオープン

6Fストーンバーデ。大理石の床に寝転び、
ヒーリングサウンドとアロマ浴を同時に
楽しめる、日本初の岩盤浴。
1Fのショップではお茶やサプリメント、
ランジェリーなどに加え、オリジナル
コスメ「NUG」も販売。
5Fには半個室のブースが48室。
仮眠も可能で、出張利用や終電を
逃した利用客に人気。
インパクトのある火山の写真が目印。
03年以降、首都圏では大型スパ施設が相次ぎ開業。いずれも盛況を博している。03年3月にはお台場に「大江戸温泉物語」、5月には東京ドームシティ内に「スパ ラクーア」、6月にはとしまえんに「豊島園 庭の湯」、さらに04年3月にはよみうりランドに「よみうりランド 丘の湯」がオープン。また、都心部ではデイスパと呼ばれる小規模な日帰りスパサービス施設も急増している。さらに2007年問題を控え、東京都心のシティホテルでは、付加価値としてスパ施設を積極的に導入。飲食や物販、アミューズメント施設とスパ施設をミックスした複合業態の開発も全国で盛んに行われている。

そんななか、松濤・栄通りに、女性専用の総合スパ施設「SHIESPA(シエスパ)」がオープンした。同施設は、渋谷で初の天然温泉、露天風呂、エステ、リフレクソロジー、岩盤浴、レストラン…と幅広いリラクセーション業態が凝縮された複合施設である。オープンしたのは06年1月19日。

運営は(株)ユニマットコスモ。ユニマットグループでは、沖縄でのリゾートホテル事業で得たノウハウを都市型にアレンジした形で、リラクセーション事業へ本格参入。今回、その第1弾として、同店をオープンした。コンセプトは、総合的な美と癒しと健康をすべての女性に提供すること。

「限られたスペースを最大限に活用し、女性が心からくつろげる空間を目指しました」(広報・石崎綾子さん)。

館内は落ち着いた木目を基調に、シックなインテリアで統一。内装は「モダンジャパニーズ」をテーマにしており、いたるところに和食器や日本画が飾られている。裸足でリラックスできるよう、館内はほぼ全面床暖房だ。

地下1階はロッカールームとメイクスペース。1階が受付で、2階はおばんざいレストラン「ゆらり」とラウンジ「きらり」。3階はゲルマニウム温浴やソーダ温泉などが設置されたデトックスエリアで、インドストレッチやピラティスなどの講座も随時開催している。4〜5階には半個室で電動式のフルフラットシートとテレビ完備のプライベートブースが96室。朝までの仮眠も可能で、出張利用や終電を逃した利用客に好評なスペースだ。6階は、香りや音、映像が異なる3タイプの「バーデ」と呼ばれるリラックス&デトックスルーム。7階には全身トリートメント用の個室が9室。温泉の熱で温めたストーンを使うストーンセラピーが一番人気で、朝4時までの営業というのも珍しい。8階は内湯とスチームサウナ。ゴマージュ、チョコレートスパ、ワインスパなどのエステも受けられる。

そして9階が100%天然温泉の露天風呂。地下1,500mから湧き出た温泉は、弱アルカリ性の塩化物強塩温泉で、効能は冷え性、腰痛、神経痛など。岩風呂風の露天風呂と洞窟風呂に加え、サウナや足湯も併設されている。温泉に入りながら渋谷の夜空が楽しめるのも、同店ならではの特徴だ。

ターゲットは大人の女性で、18歳以上が利用できる。営業時間は午前11時〜翌朝9時。料金は初回のみ入会金は525円、入場料2,880円で、24:00〜翌5:00は深夜割増料金が1,995円追加される。トリートメントや食事などは別途追加料金。1人当たりの滞在時間は平均5時間半と長く、客単価は7,000円(トリートメントなどの施術なしの場合)。会員のリピート率は約3割と高めだ。

同店は、夕方を境にして2種類の客層で構成されている。オープンから夕方までの時間帯は、アミューズメント感覚で訪れる主婦層が中心。母娘や、40代以上の女性のグループが多く、わざわざ他県から訪れる人も多いのだそうだ。一方、夜は周辺に勤務するOLが中心。仕事帰りに1人で訪れるケースが多く、週に何度も訪れる人もいるという。毎日、約70人の女性が朝まで滞在しているそうだ。

「夜に来店されるOLさんには、ほかの温泉施設と比べてわざわざ感がなく、気軽に立ち寄れるとご好評頂いています。一方、昼間来店される主婦層のお客様には、非日常的なリフレッシュ空間として楽しんで頂いているようですね」(石崎さん)。

空前の健康ブームを受けて、ここ数年、美容・健康に関する業態が急増。スパや岩盤浴、ゲルマニウム温浴をはじめ、酵素風呂、酸素セラピー、マッサージやリフレクソロジーなど、渋谷近辺だけでも幅広い業態がオープンしている。リラクセーション施設の多様化・マス化とともに、都心部ではスパやエステが平日消費の対象となって久しいが、日常に密着した平日消費+アミューズメント感覚の休日消費という2つの要素によって消費される同施設は、渋谷という立地を活かした都市型複合スパ施設といえるだろう。

なお、同社では今年7月に六本木ヒルズ近くに男性も利用できるスパ施設をオープンする予定。さらに今後は全国展開も目指すという。

[取材・文/重保咲+『WEBアクロス』編集室]

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