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定点観測
report : 2017 | 
04 / 01

#436 | 実施日 : 2017 / 04 / 01 | 最高気温 : 8.9 | 最低気温 : 4.6 | 天候 : 雨後一時曇

第436回 定点観測 解説

「ミニバッグ」の流行から、少し先のミライのライフスタイルを妄想。ミレニアム世代が、“キレイめ“、“きちんと感”から“ちょっとワル”へ。

ミクロなトレンドとメガトレンドが混在するテン年代。“見えないものをみる力”が求められる時代へ。

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いちばん左は、びっくりしたようなかわいい目玉が特徴のアニヤハインドマーチのもの。モノトーンの真面目なスタイルに1点、ポップなバッグでハズした大人ストリートスタイル(左)/ライダースもGジャンもすっかり定番アイテムになっている。OLさんの安心定番ブランドのコーチからもミニバッグが多数リリースされている(中)/梅春になり、白いバッグが増えてきた。マットな質感でかたちがしっかりしていて(四角、楕円、丸など)、ストラップ類にデザインが施されているのが特徴(右)。
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このディーゼルの「ストラップ付き長財布」は、長財布が欲しかったところ、たまたま上京していた際、姉に連れられて行った渋谷のお店で見つけ、iPhoneも入って便利!と購入したそう。
天気予報では一日中雨との予報だったが、午後からすっかり傘いらずの天候になり、渋谷、原宿、新宿それぞれの来街者も増えた436回めの定点観測。今週末のスナップ公開の前に速報をお届けしたい。

4月は新入生や新社会人、そして「新東京人」も増える季節。2017年度最初の定点観測は、第1土曜日、1日に実施した。注目したテーマは、カウントアイテムが「女性ショルダーバッグ、うち、ミニバッグ」、ズームアップアイテムが、「フラットシューズ(ぺったんこ靴)」、「フードかぶり」とした。では、順番にテーマ決定の背景と、実際のストリートのようすを解説したい。

■カウントアイテム:女性ショルダーバッグ、うち、ミニバッグ
 
なぜ、いまミニバッグなのか?

街を観察していると、いまでも相変わらず量ではバックパックリュックが多いのは誰も異論はないだろう。幅広い年齢層の女性に爆発的にヒットしている「アネーロ」の勢いはまだ収まらず(色・柄バリエーションが増えている)、利便性からか「カンケン」の人気も復活。形状のトートバッグ×バックパックの四角い2ウェイも目立つ一方、男性には、スポーツブランドや、コレクションブランドとのコラボものなどもチラホラ。いずれも“今どきの都市生活者の日常ツール“としての意味合いが強い。

一方、雑誌のスナップや、NYやパリ、ミラノ、ロンドンなどで開催されているファッションウィークでのスナップ、また、先日「ACROSS」編集部も連日撮影とインタビューをさせて頂いて記事として掲載したが、東京ファッションウィークに来場していたプレスや関係者のあいだでは圧倒的に「ミニバッグ」が多かった。

具体的には、「マルニ(MARUNI)」「ステラ・マッカートニー( 
Stella McCartney
 )」「セリーヌ(CELINE)」、そして王道の「シャネル(CHANEL)」など久しぶりにハイブランドのものが目立ち、B5よりも小さく、マチはあるものの、やや短めのストラップで服と一体化したような、まるでアクセサリーの1つのような印象を受けるスタイリングにまとまっていて、バックパックのような日常というよりは、“非日常”または“おしゃれ感”が感じられつつ、実は両手があいて便利、というのが特徴だ。

もちろん、アウターやボトムスなど全体的にビッグシルエットになっているので、バッグで軽さを、または物理的にバックパックは難しい、というようなこともあるだろう。

実際に街を観察してみると、「ケイトスペード(kate spade)」「コーチ(COACH)」「マイケルコース(MICHAEL KORS)」といったブランドもかなり増えている他、お母さんやおばあちゃんからの借りたりもらったりしたのか、古着屋さんやネットでで購入したのか、「ルイヴィトン」の昔のデザインのものや「オールドコーチ(昔のレザー製のものの総称)」など、“ヴィンテージ感”のあるミニバッグも多かった。

この、「ヴィンテージ感」、「昔懐かしいデザイン」、「レトロ感」、「経年変化したディテールやもの」などは、今シーズンのファッションやカルチャーのトレンドキーワードでもあり、カウント結果(通行人中に占める女性のミニバッグ保持率)をみると、渋谷が4.4%、原宿が5.7%と一桁だったのに対して、新宿地点では14.2%と、「ミニバッグ自体はかなり幅広い層に広がっている」ことも確認された。

ちなみに、過去の定点観測を振り返ってみると、2015年11月に「バッグのだらりがけスタイル」として取り上げたが(下の写真左2点)、その後ナナメがけが増え、さらにストラップが短くなり、脇腹くらいに収めて身体と一体化した「ボディバッグ」のような持ち方、服や身体と一体化するように変化しているという見方もできる。

また、一部のカルチャー系のグループのあいだでは、「ビルディングブロック」「メゾンエウレカ」などひとひねりしたブランドや、「ビームス」「コーエン」などセレクトショップや、「and wander」「山と道」などのアウトドアブランドのサコッシュなどをファッションのコーディネートのハズし感覚でナナメがけするスタイルも。軽くて丈夫、収納力もあって便利という機能性からか、サコッシュは、バギーを押す若いファミリーのママにも人気だった。

つまり、「ミニバッグ」が流行している理由は、実はバックパックにも共通する“両手があく=手ぶら感覚でらくちん“という実利からくるものも大きそうだ。


ミニバッグの人気で財布も小型化に

ところで、皮革小物業界では、ミニバッグの流行を背景に、ここ数年、財布の小型化が進んでおり、なかには、財布にストラップが付いていてバッグと一体化しているものも増えてきた。また、IOTの発展・推進もあり、“意識が高い人たち”を中心に、お財布携帯や、アップルペイ、グーグルペイ、楽天ペイといった“(いわゆる)お財布レス”も増えているという。

さすがに今回の定点観測のインタビューでは出会わなかったが、財布とバッグ、身体がいっしょになっていく、または車やバイクといった乗りものと一体化していく? など、今回の「ミニバッグ」は、“少し先のミライのライフスタイル”を創造させるテーマとなった。機会があったら、“ミレニアム世代のお財布感覚“というか、具体的なお財布の使い方や支払い方法、消費行動などをリサーチしてみたい。

詳細は、スナップは今週末の7日〜8日、インタビューは来週末の14〜15日に公開する予定。


 
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少しだけポインテッドトゥになっているのが今春のフラットシューズの特徴。色は赤の次にシルバーが多かった(左)/まだまだ寒いので、+白ソックスで寒さ対策。同時に、足元にヌケ感を演出(左から2番目)/スリッパタイプ、ルームシューズもちらほら見かけた。バブーシュカのように、かかと部分を折り曲げて踏むデザインのものも登場(右から2番目)/昔は雑貨店「大中」で売られていたような布製のチャイニーズシューズ風のものも目立った(右)。
 
■ ズームアップアイテム①:ぺたんこ靴/フラットシューズ

“脱・ヒール靴”、“アンチパンプス”の時代

キーワードは「ヌケ感」や「らくちん感」、「女性らしさ」だろうか。ブーティやスニーカー、マーチンなどこのところ女性も存在感ある足元に仕上げるのが主流だったが、季節が変わり、そろそろどこかに軽さを加えた着こなしにしたい、という春気分を実現させてくれるフラットシューズぺったんこ靴が増えているので、ズームアップアイテムとして取り上げることにした。

インタビューで興味深かったのは、「フェミニンではいたい、でもヒールは履きたくない」や、「ヒール=キレイめのお姉さんというイメージがあって、履いたことがない」など、“脱・ヒール靴”、“アンチパンプス”、“そもそもヒール靴は未体験”という女性が若い世代には多かったことだ。

色では、赤が最も多く、先月取り上げた「差し色」のような着こなしのアクセントにしていた他、「カフェでお茶しているような感じを演出するアイテムとして便利」と答えてくれた子もいたように、“ちょっとご近所感覚で出かけて来たラフな感じ““気負いのない大人の女性”を演出するアイテムとして支持されているようだった。ちなみに、スリッパタイプも数は少ないが見られた。

価格も比較的安価なものが多く、またエナメル素材でカラフルなものも増えており、今春夏もっと幅広い年齢層に増えそうだ。
 
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渋谷パルコが建替え中のため、渋谷・公園通りはほんとうに静か。定点観測も後半から少し神南に移動したところ、絶対数は少ないものの、“ゴーシャ・キッズ”がわらわら...。この日はSupremeの何かの限定発売があったらしく、すっかり完売した後ではあるものの、神南界隈は男子で賑わっていた。
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原宿地点では、大人のストリートスタイル系=かつての裏原系のようなスタイルの男性も少なくなかった。

■ズームアップアイテム②:フードかぶり(スタイル)

脱・キレイめ、“ちょいワル”感覚で、90sストリートカルチャーのトレンドの再来。

2つ目のズームアップアイテムはこちら。

今月も、観察・撮影、そしてインタビューともっとも楽しかったのがこのテーマ。1月の「オールブラック男子」2月の「裾出し男子」、そして3月の「トラックパンツ」と、“ジェネレーション・ゴーシャ”が牽引する“90sストリートカルチャー”*というトレンドが、若い男子を中心に急速に浸透し、あたらしいトレンドとなっていることを確認した。

今回注目したアイテム/スタイルは、「フード被り・スタイル」だ。これは、2016年12月に取り上げた「フーデッドパーカー/フーディ/フード付きパーカー」のフードを、文字通り被っているスタイルを差す。まだ寒さが残るなか、また、たまたま実査当日が小雨が残る天候だったこともあり、前日までのプレサーベイ時より多かったという実益を兼ねて着用していた人(特に外国人観光客)を差し引いても、渋谷、原宿地点を中心にかなり見られた。

面白いのは、キャップを被った上で、さらにフードを被っているスタイルだ。

「単純にかっこいい感じ」(18歳・大学生)
「今日は雨だから、というのもありますが、マフラーとかの変わりにフードを被るというのもあります。マフラーとかはキレイめのイメージなのであましません」(19歳・大学生)。
「Supremeのキャップの上からよく被ります。髪のセットが面倒くさいときに便利」(19歳・大学生)
「スケーターを見て真似た」(24歳)
「落ち着く」(19歳)

脱・キレイめ≒ストリートっぽいスタイルラフな感じ≒ストリートっぽい感じそして実は案外温かいなど、ハイファッション、ラグジュアリーブランドと対峙するような、等身大でちょっとワルっぽいリアルクローズのトレンドは、まさに90sのそれとリンクしている。ただし、いま、それらを着ている子たちは、案外ご両親もファッションやカルチャーに理解のある、“カルチャーエリート”だったりするのが2017年のストリートスタイルといえそうだ。

今年は改めて、この“ジェネレーション・ゴーシャ”ミレニアム世代に注目していきたい。


「ジェネレーション・ゴーシャ」については、こちらの記事をどうぞ。
また、“90sストリートカルチャー“に関しては、書籍『現代日本のファッション批評〜ファッションは語りはじめた』フィルムアート社刊の「ファッション≒ストリートカルチャーだった90年代を再考する」の章をどうぞ。
 


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