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グーグル、「We Wear Culture」プロジェクトを始動!
レポート
2017.06.21
この記事のカテゴリー |   |   ファッション | 

グーグル、「We Wear Culture」プロジェクトを始動!

Google Cultural Instituteが次に手がけたのはファッションプロジェクトだった!

東京のファッション&カルチャーの研究機関として「ACROSS」編集部も参加。
約37年間の若者の記録を日本語と英語で解説!

Why Is Google Digitising the World's Fashion Archives?(英BOF

Google Arts & Culture Debuts We Wear Culture Project to Focus on Fashion(米WWD

Anna Wintour, Andrew Bolton, and More Celebrate the Launch of We Wear Culture(米VOGUE

Google digitaliza tres milenios de la historia de la moda(西LA VANGUARDIA

グーグルAC ファッションの全てを見せる(繊研/電子版)

グーグルアート&カルチャー、新プロジェクト「ファッションの全てみせる」(繊研新聞本誌)”

世界中のファッションを1台のスマホに グーグルの「ウィ・ウエア・カルチャー」プロジェクト始動“(WWDジャパン)

Google Arts & Culture、ファッションをテーマとした“We wear culture”を公開(Surrent Awareness Portal/図書館に関するポータル)



去る6月8日、世界ほぼ同時(時差があるので)に発表されたグーグル社のファッションの歴史を紹介するプロジェクトWe Wear Culture(ウィ・ウェア・カルチャー)”の概要が、各国のメディアで記事や紹介文となって一斉に露出しはじめた。


プロジェクトの紹介動画
https://youtu.be/4U3yESDITwM


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同プロジェクトは、世界42カ国にある合計約180の美術館や教育機関、アーカイブ、研究機関、団体などとパートナーシップを提携し、ウェブや専用アプリ上で、400以上の記事や約500の展覧会、3万点以上の作品や画像を閲覧できるというもので、CHANEL(シャネル)のブラックドレス」Salvatore Feragamo(サルバトーレ フェラガモ)のスティレットヒール」など、いくつかのコンテンツは360度で撮影されたVR作品としての視聴も可能。
300年にわたる「ファッションが織りなす物語」をIT技術で広く世界中の人に伝える、新しい“ファッション×テック”のメディア プラットフォームが始動したと言える。

 

実は「ACROSS」編集部も、東京のファッションとカルチャーを研究する研究機関ということで同プロジェクトにお声がけいただき、パートナーとして参加。今回のローンチのタイミングでは、「東京のファッションとカルチャーの記録」と題し、約37年間研究している“東京のストリートファッション&カルチャー“について解説したコンテンツを英文と日本語で公開したので、ぜひ、改めてこちら(↓)からご覧いただきたい。

「We Wear Culture ファッションが織りなす物語」
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/project/fashion?hl=ja



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左から、グーグル文化研究所のディレクター、ローラン・ガヴォーさん、レース・モード国際センターのディレクター、アン−クライン・ラロンドさん、国立舞台衣装装置センターのディレクター、デルフィーヌ・ピナサさん、装飾美術館館長のオリビエ・ガベットさん、IROのデザイナーでスタイリストでもあるガブリエル・ビューさん。


「(企業による)ソーシャルなプロジェクトって?」、「何のために?」「このプロジェクトに参加することの意味は何ですか?」、「よくわからない」、「儲かるの?」


約1年ほど前、ある方を通してグーグルの担当者のNさんを紹介され、本プロジェクトについての話を聞いた時、「これは面白い!」とすぐに参加表明したものの、その後、弊社社内や周辺の人たちを説得するのになかなかの手間と時間を要してしまったのだが、その際によく言われたのがそういったフレーズだった。そして、おそらく記事が出て、コンテンツが公開されたいま現在も、(日本においては)同じような疑問を持つ人も少なくないかもしれない。ということで、改めて本プロジェクトについて紹介したい。


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会場に設置されたタブレット。約180のコンテンツを自由に閲覧することができる。


プロジェクトの名称は、Google Arts & Culture(グーグル・アーツ&カルチャー)”。きっかけは、同社社員のアイデアと技術が2010年、世界の美術館をデジタル化し、世界中の人がアクセスできるようにしたGoogle Art Projectをスタートしたことからだったという。

その後、1,000以上もの博物館や団体のデジタル化を実現。ひとつの新しいメディアのプラットフォームとして、同チームは非営利団体Google Cultural Institute(グーグル・カルチュラル・インスティチュート)へと成長していったのだそうだ。


世界各地にブランチのある“多国籍テクノロジー企業”であるグーグル社。その哲学・使命は、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」と記されている。営利目的ではないからこそ、あのようなGoogle Street View(グーグル・ストリートビュー)“や、Google Earth(グーグル・アース)”などユニークな試みを次々と実装していっているのだろう。


その後、同プロジェクトはアートからカルチャーへと発展。そして、今回ファッションの分野へと広がったというわけだ。

その背景にあるのは、近年の人びとのファッション関連のオンライン検索数の増加や、ファッションショーなどへの関心の高まりなどにあると同プロジェクトのマネージャーでもあるKate Lauterbach(ケイト・ローテンバッハ)さんは話す。


現在、米メトロポリタン美術館での「Rei Kawakubo/Comme des Garcons of In-Between(レイカワクボ/コム デ ギャルソン・インビトゥイーン)」アントワープのMoMuでは、「Margiela:the Hermes Years(エルメス時代のマルタン・マルジェラ展)」がそれぞれ開催中だが、近年、各国の歴史ある美術館でのファッションデザイナーの功績やクリエーションを紹介する展覧会も増えるなど、いま改めて(わたしたちが)“装うこと”について振り返る時代が来ているのかもしれない。


興味深いのは、本プロジェクトが当初はFashion Projectと呼ばれていたが、最終的にはWe Wear Cultureになったことだ。そのことについて、Google Cultural Institute(グーグル・カルチュラル・インスティチュート)の代表(所長)Laurent Gaveau(ローレン・ガヴォー)さんに訪ねたところ、

「僕はもともとファッションの分野の人間ではないんですが、V&Aメトロポリタン美術館ロイヤルカレッジオブアート文化服装学院など世界中のいろいろな物語と関わっていくうちに、ファッションはそれぞれの時代背景や社会、環境と大きく関わって成り立っている、逆にそれそのものを表象していることが分かり、Wear Culture〜ファッションが織りなす物語”となるのはごくごく自然のことでした」と答えてくれた。



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記者発表で示された今回参加している国や都市をマッピングしたもの。スクリーンの都合で会場では右側は日本が、左側は西海岸が見切れていて、ああ、“Far East”なんだなあ、とも。



今回、縁あってプロジェクトの本部のあるパリで行われた記者発表会とレセプションに出席。会場となったMusee des arts decoratifs(パリ装飾美術館)は、パリでは比較的新しい1905年の建設。2006年に約10年間かけて内装改修を完成させたという建物で、ヨーロッパの生活芸術と工芸作品等が展示されている素晴らしい空間で、それとは対峙するようなグーグル社の技術を駆使した展示に、パリを中心とした近隣国のメディアで満席となった。


プレス向けの発表会は、ローンチ宣言というような派手な試みはなく、代表のLaurentさんよるWhats Google Arts & Cultureの説明から静かに始まった。

今回のポイントのひとつは、グーグル社の技術によるメガピクセルで撮影されたことで、世界中の美術館の所蔵品のディテールがオンラインで観られることだろう。たしかに、肉眼では決して観ることのできないレースや刺繍、ビーズなどの装飾や技巧は、テクノロジーが関与したことで、これまでにはなかった観る者を喚起させる効果がありそうだ。


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夜のレセプションには仏文化庁の人やデザイナー、美術館関係者などが大勢集まった。

パートナーを代表して、Centre Nasitonal du Costume de Scene(国立舞台衣装装置センター/CNCSのディレクターDelphine Pinasa(デルフィーヌ・ピナサ)さんChateau de Versailles(ベルサイユ宮殿)のディレクター、Laurent Salome(ローレン・サロメ)さんMusees de Calais(レース・モード国際センター)のディレクターのAnne-Claire Laronde(アン-クライン・ラロンド)さんスタイリストでIROなどのデザイナーでもあるGabrielle Beau(ガブリエル・ビュー)さん、そして、パートナーでもあり会場も提供している同美術館館長Olivier Gabet(オリビエ・ガベット)さんの4人によるディスカッションも行われ、
ファッションやカルチャーをめぐる既に手の届いている未来について語られた。
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Q
Aが終了した後は、隣接する会場で展示されている「シャネルのブラックドレス」「フェラガモのパンプス」VAのコルセット」KCIのコムデギャルソンのセーター」の4つのVRデモンストレーションを体験。衣服や靴が、映像や解説と一体となった仮装空間で物語が拡張される(紙ではできない)バーチャルならではの表現方法を改めて堪能した。

クォリティは違うものの、以前(20102月)参加した
ARの可能性を探る実証実験@渋谷」(リアルな渋谷・公園通りに過去のストリートファッションの写真データ約300点をARで浮かび上がらせてデバイスを通した仮装空間で鑑賞する、というもの)のときのワクワクした感じを思い出した。

あれから7年が過ぎた2017年現在、さらにバージョンアップしたアーカイブデータの展示・保管方法の可能性はもちろんのこと、これからの未来の「定点観測」のやり方に関する新しい試みなど、今回の同プロジェクトへの参加は、いろいろ妄想が膨らむ素晴らしい機会となった。

最後に、冒頭に記した「何のために?」「同プロジェクトに参加することの意味は何ですか?」という命題への答えの一部としていえるのは、①美術館や博物館が存在するように、いよいよ「現代」のカルチャー全般の記録を、改めて記述し、保管していくことが求められている時代になったということと、②それらを保管・所蔵・展示するのには、既存の美術館や博物館だけでなく、新しいメディア=プラットフォームが必要で、今回のプロジェクトへの参加はその実験のためのいい機会となった、ということだろうか。

そして何よりも、③(英語という言語で表現しているというだけでなく)世界中の人に観てもらえる機会となっているのも単純に嬉しいのと、一方では、④全開のNYコレクションで発表になった「Coded Couture(コーデッド・クチュール)」のような未来のファッションと人びとの関係性を示唆するような実験プロジェクトが身近なものとして取られられるようになったのも事実だ。

いずれにしても重要なのは視点とコンテンツ。改めて、歴代の定点観測や周辺の活動に関わられた諸先輩方によるデータの蓄積や、何よりも撮影やインタビューに協力をいただいたみなさんにも改めて感謝したい。
[高野公三子(本誌編集長)]


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試しに「カラーパレット検索」をしてみたら、今回参加している約180の機関がアップロードした写真の中からグリーンカラーの写真がズラーッと出てきて、左下にある日の定点観測の写真が発見! いわゆる画像検索の技術なのだが、全画像コンテンツが一律にフラットに並ぶというシチュエーションが今っぽくて面白い。
***他にも、下記のようなコンテンツがあります。
ANREALAGE, KATSURA KAMO, Maiko Takeda, Yoshikazu Yamagata/writtenafterwards, Yuima Nakazato, 若手デザイナー支援(Akiko Aoki, Kaoru Oshima, Ryota ShIga)他(五十音順)

*公益法人京都服飾文化研究財団

*神戸ファッション美術館



***なお、「プロジェクト」から観るという王道の見方の他に、「場所(place)」で観たり、「素材と技法」で観たりすることも可能。

場所(Place)から観る

https://www.google.com/culturalinstitute/beta/category/place

 「日本」のコンテンツはここからまとめて探せます

https://www.google.com/culturalinstitute/beta/entity/m03_3d?categoryId=place

 

カラーパレットから観る

https://www.google.com/culturalinstitute/beta/entity/m05y4t?categoryId=medium&col=RGB_518077

 
We Wear Culture
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/project/fashion 


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