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“キレイめスクーター族”登場!

“キレイめスクーター族”登場!

レポート
ライフスタイル
2002.05.25
この記事のカテゴリー |  カルチャー |   ファッション | 

「定点観測」で、150〜250ccの中型スクーターを乗り回すB系の男の子たちを“ネオ・スクーター族”として取り上げたのは00年11月のこと。以降、すっかり定着した感のあるスクーターだが、今春になり、これまでとはちょっと異なる、“新しいスクーター族”が、ここ渋谷で増加した?!

場所は神南、渋谷の坂の上。“その人たち”が乗っているのは、50CCのスクーター。といっても、トモスやプジョーのモペットとは違い、“かわいい”というよりは、“かっこいい”という印象である。

むき出しのボディに極太タイヤ、デュアルヘッドライトと、一見ジープやおもちゃのピックアップトラックを思わせるような外観のスクーターの名称は『Zoomer(ズーマー)』。“ロングボードが積めるスクーター”がコンセプトで、シートの下に、すっぽりと抜けた空間があり、収納スペースとして使えるよう工夫されている。

運転するのは、今月の「定点観測」のズームアップアイテムで取りあげたような、はらりとシャツを羽織る、ストリート×キレイめ系の男の子。ポストのような赤やオレンジ、青やシルバーなど、よく見ると、一日中駐車しており、 神南エリアや明治通り沿いのショップの販売員さんの姿もよく見かける。

一方、細身のハンドルに丸いヘッドライト、高さ調節が可能なサドル型のシートなど、どこか自転車っぽい優しいイメージのスクーターは、ぺったんこサンダルやスカパンを履く女の子に人気だ。名称は『Bite(バイト)』。足を伸ばして、“らくちん”な印象。

「背が低いので、小さめで見た目がカワイイものを選びました。Zoomerもいいけど、ちょっと男の子っぽい感じがしたので、Biteにしました」
「サドルが調節できるのでとても足元がラク。気に入ってます!」
というのは、1ヵ月前に揃って初めてのバイク(=ブラックのBite)を購入した、某ショップの販売員の2人組。毎日の足代わりとしてはもちろんのこと、休日も乗っているという。

これらのスクーターの最大のポイントは、『Zoomer』のワークっぽいデザインと機能性。『Bite』は、女性向け、といいつつも、安易にファンシー系なデザインに転ばず、余計な装飾を排し、シンプルで気の利いた感じ(機能性)を醸し出している点だろう。

一説によると、このところの日本の50CCバイクのマーケットは、ある種の“シロモノ家電”と化していて、面白い製品があまり開発されてこなかったそうで、製品を選ぶ基準も、クォリティと価格のバランス先行。そこには、“ちょっとした遊び心”や“ちょっとしたオシャレ心”は忘れられていた、ということかもしれない。

ちなみに、『Zoomer』は01年6月、『Bite』は今年の1月に発売されたもので、いずれも、本田技研工業(株)の若手研究者開発チーム「Nプロジェクト」によるもの。「Nプロジェクト」の「N」は、「NEW」で、若者のライフスタイルに合った魅力的な製品を開発するための特別プロジェクトだそうだ。

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