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The Ruby Room/sonoma

The Ruby Room/sonoma

レポート
フード
2002.11.09
この記事のカテゴリー |  飲食・フーディング |   カルチャー | 

知り合いのアーティストにより作成された
卵の殻でつくられたライト。
シェフのハビエルさん。
WEST PARK CAFEからの引抜き!
時にはライブも行われるラウンジ・バー
「The Ruby Room」はレストランの上の
フロア。
オープニングにはなんとちんどん屋
を招聘。周辺にて営業中の人々からも
注目されていた。
11月8日(金)、渋谷・道玄坂小路にラウンジバーとクラブ、ライブスペースを兼ね備えた「The Ruby Room」がオープンした。運営するのは、ステファン・サクサノフさん、マット・ネイマンさん、そしてグレッグ・ナタリーさんというアメリカ人の3人組。

同店の入っているビルは、道玄坂小路側から見ると4階建てだが、ビルの裏側に坂道があり、そちら側から見ると2階建て、という構造になっている。「The Ruby Room」は、裏から見ると2階に当たる同ビルの4階部分。店内は、「平成女学園」をはじめとする黄色やオレンジ色に点滅する如何わしいネオンが天窓越しにモザイク状のミラーをちりばめたバーカウンターを照らし、ちょっと「ブレードランナー」っぽい不思議な空間となっている。

実は同じ日、サクサノフさん、ネイマンさん、ナタリーさんの3人は、「The Ruby Room」のすぐ下のフロア(裏側から見ると1階部分)に「sonoma」というレストランもオープンした。

「レストランはもともとやってみたいと思ってたんです」と言うのは代表のサクサノフさん。渋谷はやはり若者の街で、いざ食事をしようと思うといつも何処にしようかと悩み、結局、タイやインド、ネパールなど、アジア系のレストランになるのだと言う。

「もっとふつうに自分たちの好きなものが好きな時にちょうどいいボリュームで食べられて、さらに居心地がいい、というレストランが渋谷にはなかったんです。恵比寿とか青山にはあるんですけどね。そんな時に、たまたま下のフロアも空くということで、じゃあせっかくだからやってみよう、という流れですね」(サクサノフさん)。

そんな「自分たちの居場所」をめざしたレストラン「sonoma」は、知り合いのアーティストが作成したという卵の殻でつくられているライトが無数にぶら下がっていたり、ちょっとした敷石のスペースが設けられていたりと、ほどよく緩やかにスペースが仕切られている。よく見るとかなり手づくり感覚溢れる内装だが、決してファンシーではなく、どことなく外国人が演出する空間に仕上がっている点も興味深い。

料理は基本的にはメキシカンがミックスしたカリフォルニアンキュイジーヌ。あの代々木上原の「WEST PARK CAFE」の料理長だったメキシコ人のハビエルさんをシェフとして招き、質・量、そして価格と欧米人にとってのウエルバランスをポイントにしているという。

「とにかくやっとオープンにこぎつけたという感じですから、レストランはしばらくディナータイムのみの営業になります。いろいろと調整をしてから、ランチタイムや深夜営業も行う予定です」(サクサノフさん)。

オープニングパーティは当然ながら外国人客が圧倒的に多く、あとは外資系企業に勤めているのでは、と思われる女性や男性が混じり、英語と日本語が入り乱れたいつもの渋谷とはちょっと異なるフレンドリーな「独特の雰囲気」となっていた。

その独特な雰囲気とは、たとえば恵比寿の「Good Honest Grab」や原宿の「AUX BACCHANALES」、目白の「Ben's Cafe」などにも共通しており、「外国人の居場所系カフェレストラン」とでもいうようなジャンルが確立されつつあるといえそうだ。

ちなみにサクサノフさんは、「senseisagasu.com(先生探す・ドットコム)」という語学教師と受講生を結び付けるコミュニティサイトをメインとするネット企業の社長でもある。飲食店のプロデュース業を営むマット・ネイマンさんとともに、横浜・関内に『PURE』というクラブも運営。また、今回加わったグレッグ・ナタリーさんは、DJでもありTV番組の企画なども手がけているそうだ。

■The Ruby Room:渋谷区道玄坂2-25-17 霞ビル
 phone:03-3780-3022

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