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2003.01.19
この記事のカテゴリー |  インテリア・雑貨 | 

ワークスマン社のピザデリバリー用自転車。
現在もアメリカで使用されているモデル。
イギリス・パーシュレイ社のロイヤルメイル
(郵政省)用自転車(奥)と、アメリカの
児童用自転車(手前)。
オリジナル自転車、コレクション・ガールズ
コースター(3万8,500円)。シンプルな細身の
シルエットが特徴。1979年から変わらず
作られている人気商品だ。
02年10月19日、渋谷区渋谷、青山学院大学そばに自転車ショップ「This is」がオープンした。

運営するのは株式会社バート。25年前から大阪・アメリカ村でベスパやモペット、自転車などを扱う「ベスパショップ」を経営する老舗2輪車販売店である。今回の出店はその2号店で、自転車に特化した形での東京初進出となる。

「もともと小売の他に、全国各地への自転車の卸しも行っているのですが、当社で扱う商品は欧米の業務用自転車など、車体が大きいものが多いので在庫として抱える卸し先が限られていたんです。しかし02年10月にホームページを立ち上げたところ、掲載商品を実際に見たい、という声が関東エリアのお客様からも多く寄せられるようになったので、今回の出店に踏み切りました」と、代表取締役の笑中(しょうなか)公三さん。

約10坪の店内には、アメリカ・ワークスマン社のピザデリバリー用自転車、イギリス・パーシュレイ社のロイヤルメイル(郵政省)用自転車やパン屋・花屋の配達用自転車など、見たこともない珍しい自転車が所狭しと並んでいる。

「当店のコンセプトは自転車を通じて遊ぶこと。昔は自転車屋もそれぞれの店のカラーがあって、お客さんは店に付くものだったんです。しかし最近は、どの店にも売れ筋の折りたたみ自転車やマウンテンバイクばかりが並んでいる。たとえば某有名アメリカブランドの自転車は約50種類のモデルを製造しているんですが、日本に輸入されているのはわずか3分の1にすぎないんです。私自身、あまのじゃくな性格なので、あまり知られていない海外の自転車を紹介しようと思ったんです」(笑中さん)。

また同店では、オリジナル自転車「コレクション・ガールズコースター」も販売。ペダルを逆回転させるとブレーキがかかるコースターブレーキを使用し、フレームは高度な溶接方法を用いて作られているこだわりの商品である。フレーム8色、ハンドル7種類、グリップ6種類、サドル6種類のオリジナルパーツの中から各1種類を選んで一台を構成するセミオーダーメイド方式。同社の創業間もない頃から20年以上生産し続けているだけあって、親子2代で愛用する人もいるという人気商品だ。

「青山に近いという場所柄か、客層は20代後半からとやや年齢層高めで、男女比は半々くらい。近所に住んでいる方や、店の前を車で通って立ち寄る方などが多いですね」(スタッフ佐藤さん)。

ここ2〜3年の間に渋谷区、港区、目黒区を中心に、自転車人口はかなり増加した。街で見かける自転車はプジョーやルイス・ガルノーなどの「ブランド自転車」と、ドンキホーテなどの量販店で販売されている安価な自転車に2分されているようだ。さらにビームスやエロティック・デザインワークスなどの「ドメ・ブラ系自転車」が加わり、細分化が進んでいる。

そんな中、同店は日本では無名だが、一風変わった商品に注目した、今までになかったタイプの自転車ショップといえるだろう。

さらに近い将来、同店は、渋谷駅、原宿駅、恵比寿駅、表参道駅、代官山駅のいずれかの駅で乗り捨て可能というシステムによる、レンタサイクルも計画しているそうだ。

現在は木曜から日曜のみの営業だが、暖かくなり自転車の利用人口が増える春には営業日を増やす予定だそうだ。

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