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デミグローブ

デミグローブ

レポート
ファッション
2003.01.27
この記事のカテゴリー |  ファッション | 

第265回定点観測(03年1月) 原宿地点
シャツやロングコートなどのかっちりした
アイテムをブーツやニット帽、デミグローブ
でハズしたハイストリートな着こなし。
第265回定点観測(03年1月) 渋谷地点
デミグローブやレッグウォーマー、
ロングカーディガンなどのニットアイテムで
旬の「もったり感」を演出
ニット帽やロングカーディガン、レッグウォーマーなど、ニットのアイテムが次々とブレイクし、まさにニットの当たり年だった02年/03年秋冬。今回の「today’s shibuya?」では、そんななかでも、この秋冬に密かに大ブレイク中の裏トレンド「デミグローブ」を取り上げることにした。

「デミ」とは、「半分」という意味の英語で、デミグローブとは、指の部分がなく、手のひらと甲だけを覆うタイプの手袋のこと。着用したままでも指先が自由に動かせるため、細かい作業をする際にも、いちいち手袋を外さなくて良いというのが大きな魅力である。

最もベーシックな5本指タイプをはじめ、親指以外に分かれ目がないミトンタイプ、またデミグローブにミトンの指カバーが付いている2WAYタイプや、さらにはふつうの手袋にデミグローブを重ねるレイヤーグローブなど、バリエーションもかなり豊富だ。素材はニットがほとんどだが、中にはスウェード素材のものや、手のひらにシリコン加工を施しグリップ性を高めたもの、内側にフリースの裏地が当てられているものなど、様々なタイプが登場している。

いわゆるセレクトショップやミリタリーショップ、古着屋はもちろんのこと、ナンバーナインやSOPH.、スワッガーなど、メンズを中心に各ドメスティックブランドからも発売さされており、実は今シーズンの隠れたトレンドアイテムともいえそうだ。

とはいえ、実はファッション誌ではほとんど取り上げられておらず、唯一『Boon』02年12月号「冬小物パーフェクトニュース」、03年1月号の「WORLD STREET NEWS」という企画の中で一部発見。さっそく同編集部に話を伺った。

「スタイリストやショップ関係者の間では、01年の末くらいから注目されていたアイテムなんですが、実際にストリートで取り入れられるようになったのは02年の秋冬くらいからですね。無地のニット素材で、地味めの色のものが人気のようです。特に最近はユーズドの500円くらいのものが増えたこともあり、ここにきて人気が広がったんだと思います」(『Boon』編集部中島さん)。

「スカートonパンツ」、「トップスのレイヤード」など、02年上半期のストリートファッションのキーワードはズパリ「レイヤード」だ。さらに、下半期はオフタートルやくしゅくしゅブーツに代表される「もったり感」のあるコーディネートが人気である。

この「デミグローブ」の人気は、レッグウォーマーのように、袖口や裾からちらりと覗くレイヤード感と、ニットによるほどよいもったり感を同時に演出できる、という旬の要素が凝縮されたアイテムである点が、ストリート発のトレンドとして支持されているのだろう。

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