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東京サバイバルゲームフィールド ASOBIBA(アソビバ)大門
レポート
2014.01.27
この記事のカテゴリー |  カルチャー | 

東京サバイバルゲームフィールド ASOBIBA(アソビバ)大門

都心&屋内&深夜プレイ
サバイバルゲームの新しいスタイルを提案するスペース

都心部の有休ビルを有効活用し、深夜もプレイできるというこれまでにないインドアスタイルのサバイバルゲーム・フィールドがいま注目を集めている。東京サバイバルゲームフィールド ASOBIBA(アソビバ)大門

 

 

スタートの八重洲に続く第2弾の「ASOBIBA」は大門の銀行跡。パーテーションやデスクなどは既存のものをそのまま使用しているためかえってリアリティがある
フィールドにはビル内の2フロアを使用。各地点にジャッジが配置されゲームの進行を監督する
夜間それもビル内での戦闘は野外でのゲームとは違った緊張感がある。定められた場所に被弾した時点でリタイヤとなるルール
ビギナーには銃の使い方やマナーなどのオリエンテーションが行われる。フィールド内に入るにはフェイスガードや首へのカバーが義務付けられるなど安全対策に気を遣っている
ASOBIBA大門の所在地は都営大江戸線大門駅から徒歩3分、国道1号に面した元銀行ビルで、東京タワーからも徒歩6分というロケーション。運営は合同会社アソビバで、2013年10月より展開していた八重洲フィールドに続く第2弾。この大門では2014年3月31日(月)までの運営予定である。

最大の特徴は、何といっても元銀行として使用されていた物件をそのままの形で使っていること。フィールド内は元の銀行の設備を活かし、金庫室、支店長室などを攻略するフィールドを設計。そこに独自のルールや運用で、既存のサバイバルゲームのフィールドにはない面白さを作り出すことに成功している。銀行という設定を活かし、プレイヤーがスーツを着用して戦う、という遊び方をするプレイヤーもいるそうだ。

料金は1人5000円で、15人分(7万5000円~)から貸切可能。初心者でもスポーツジムに通う感覚で平日夜に手ぶらで来場しても楽しめるようなシステムが特徴で、電動ガン、マスク、迷彩服など、グッズやギアのレンタルはサバゲーフィールドの中でもかなり充実した品揃えである。

団体貸切だけではなく、個人で参加して現地でチームを編成するオープン戦形式を取り入れ、さらに初心者向けのガイダンスなどのオプションサービスを用意し、施設の運用もフレキシブルに行っている。サバイバルゲームをちょっと体験していみたい、という客層に向けたサービスを用意している。

ASOBIBAは2013年10月、休眠物件の有効活用をコンセプトとしたビジネスモデルとして、都心でのフィールド展開を実現することを目指して立ち上げられた。サバイバルゲーム愛好者が集まったプロジェクトメンバーは全員基本的に本業を持っているそうだ。

「僕自身の経営陣はまだ初心者なんです」というアソビバ代表の
小林肇さん。彼らがプレイヤーとして“都心で気軽にサバゲーがしたい”という発想から物件を探し、スタートしたのが2013年10月に第1弾のフィールド「ASOBIBA八重洲」である。
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撃たれたプレイヤーはセイフティエリアでゲーム終了まで待機する。取材日に行われていたオープン戦にも女性プレイヤーの姿が目立つ
かつて銀行が入居していたビルをそのまま利用。契約から入居までの期間も短いためビルオーナーにとってもロスが少ないというメリットがある
フィールド内に設置された障害物などの費用はクラウドファンディングで集めた。金額に応じてコレクター(資金提供者)の名前が記載される
都心という立地で深夜まで営業というスタイルのサバゲーフィールドは他にない
これまでサバイバルゲームはガンマニアたちが中心となってきたが「ASOBIBA」はビギナーが参加しやすいの
合同会社アソビバ副社長/広報担当の“アソビバピンク”西川真梨子さん。各スタッフにテーマカラーがあるのはもちろん戦隊ヒーローものからのインスパイア
サバイバルゲームのムックも女性層へのアピールを意識している。岩佐真悠子さんは主演映画『009ノ1』のプロモーションイベントでサバゲーをプレイしている
ASOBIBA八重洲は基本的に元の施設を活かし、パーテーションや障害物はほとんど手づくりで設置。立ち上げの際にクラウドファンディング「CAMP FIRE」でパトロン(出資者)を募り、障害物に名前を記載するなどの特典を付与した。このクラウドファンディングの情報がソーシャルメディア上で拡散したことで、サバイバルゲームファン以外からも注目を集めることになったのである。

これまで、首都圏のサバイバルゲームフィールドは郊外立地のものばかりだった。土地、家賃などの経済条件や安全性などへの配慮などから、これまで都心部ではビジネスモデルとしては成立が難しかった。しかしASOBIBAは、取り壊し前の一時休眠物件を期間限定で活用するなどの条件で格安の物件を活用することで、都心・駅近でのフィールド展開に成功した

不動産オーナーにとってはわずかな空き期間でも不動産を活かすことができ、ユーザーにとっては次々と展開される新しいコンセプトのフィールドを体験できる。躯体に影響するような工事は不要で設備投資も少なく、契約から営業スタートまではほとんど時間がかからない。プレイヤーにもビルオーナーにもメリットは大きいのだ。

近年、サバイバルゲーム人口はいまだ増加傾向にあり、関東圏では千葉・埼玉を中心に新たに多くの屋外型フィールドの新設が続いている。しかし未だに人気のフィールドは予約が1~2ヶ月先になるケースも多く、さらにフィールドまでの距離が遠いことで、特にビギナーにとってはなかなか気軽に試すのが難しいのが現状だ。

ASOBIBAは都心部にあることで、心理的、時間的にハードルが低くなり、ビギナー/ライトユーザー層にとっては参加がしやすい。
同社によれば女性プレイヤーの参加が想定以上に多かったとのことで、取材日には実際、ゲーム参加者は過半数が女性だった。

「これまでサバイバルゲームは男性中心だったのですが、アソビバのお客さんは女性が3割以上です。八重洲でハロウィンに開催したイベントでは、コスプレで参加する女性プレイヤーが予想以上に多くて驚きました。これからは女子オンリーのイベントなど、新しい企画を提案していきたいですね」(小林さん)

サバイバルゲームとコスプレカルチャーを結びつけるサービスはこれまで存在しなかったが、アニメのコスプレで銃撃戦、といったゲームには間違いなくニーズがあるはず。ロケーションに合わせて、映画やドラマの設定で遊ぶことも可能なわけで、既存のミリタリー系サバゲーファンにも新しい楽しみ方をもたらしつつある。

オフィスに限らず、例えば商業施設や飲食店など、休眠物件とのマッチング次第で楽しみ方のバリエーションも限りなく広がっていきそうだ。今後が楽しみなプロジェクトである。
 

 
【取材・文: 本橋康治(コントリビューティングエディター/フリーライター) 】 

東京サバイバルゲームフィールド ASOBIBA大門

住所:東京都港区浜松町1-10-17 向陽ビル
アクセス:都営大江戸線大門駅から徒歩3分
オープン日:2013年11月30日(土)~2014年3月31日
営業時間:9:00~翌6:00
定休日:毎週月曜
 
■WEBサイト:http://asobiba-tokyo.com
■Facebookページ:https://www.facebook.com/asobiba.tokyo
■公式Twitterアカウント:https://twitter.com/asobiba_tokyo
■予約方法:WEBサイトよりメールにて問い合わせ
 
<利用時間・料金> 
■基本的な利用時間と料金
1部(午前)
9:00~15:30
1人5000円
15人分(7万5000円~)より貸切可能
2部(午後)
16:00~22:30
3部(深夜)
23:00~5:30
 
■平日夜のみの短縮貸切予約 
利用時間と料金
2部(午後)
19:00~23:00
1人3000円
15人分(4万5000円~)より貸切可能

*以上全て入店可能時間、完全退室時間


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