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INTERSECT BY LEXUS - TOKYO(インターセクト バイ レクサス東京)
レポート
2014.04.22
この記事のカテゴリー |  カルチャー | 

INTERSECT BY LEXUS - TOKYO(インターセクト バイ レクサス東京)

ジャンルを越えた才能が集まる 「LEXUS」のライフスタイル発信スペース

カーブランド「LEXUS」の情報発信スペースとして2013年8月にオープンした「INTERSECT BY LEXUS TOKYO。「都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる」をテーマに、LEXUSブランドが考える都市型ライフスタイルをデザインやアート、ファッションや食など多様な形で発信するスペースである。
1F奥の展示スペース「GARAGE」はその名の通りガレージをイメージした展示空間だ
世界トップクラスのコーヒー大国・ノルウェー発のコーヒーバー「FUGLEN」とのコラボレーションによるコーヒースタンド
コーヒーは360円からとかなりリーズナブル。FUGLENが厳選した旬のコーヒーは季節ごとに異なるテイストを楽しめる。クロワッサンサンドイッチやエピなどベイクドフードも提供する
通常非公開のラウンジスペースにはDJブースを常設。施設全体のサウンドデザインはテイ・トウワさんが手がけている
クルマ好きの心を捉える仕掛けも随所に。地下1階トイレの壁面と天井にびっしり並べられたミニチュアカーは圧巻
所在地は南青山4丁目で、人と都市とクルマという3つの要素が交差する場所として選ばれたロケーションだ。施設デザインはインテリアデザイナー・片山正通さん(Wonderwall Inc.)
が担当。アパレルのフラッグショップが集まるエリアにマッチした佇まいで、自動車メーカーのショウスペースとは一線を画している。
 
1階エントランスを入ると、そこにあるのは高品質のノルウェー式コーヒーバーとして注目を集める「FUGLEN(フグレン)
」とのコラボレーションで作られたコーヒースタンド。そしてその奥にある展示スペースが「Garage」である。カーブランドのショウスペースにもかかわらず、「INTERSECT BY LEXUS」に展示されているクルマはここに設置された1台のみだ。
 
2階には、三宿「kongtong(コントン)」(東京都世田谷区)のオーナーシェフ田島大地さんがメニューを監修したビストロに、LEXUSがセレクトするライフスタイルアイテム 「CRAFTED FOR LEXUS」のショップを併設。施設全般の運営を担当するのはトランジット・ゼネラルオフィス
である。
 
そして地下1階は通常はクローズドで、イベント開催時に公開されるバースペース。このB1Fと2Fを会場として、ライブイベントやファッション、カルチャーなどのワークショップを開催し、文化発信を行っている。
 
「1階の『GARAGE』を中心に、さまざまな文化コンテンツが放射状に広がるように配置をしました。“Mr.LEXUS”というLEXUSユーザー像を想定し、彼の居間や仕事場というコンセプトで空間演出を統一しています」
とレクサス・インターナショナル・グループ長の河辺徹也さんは語る。
 
 カフェもビストロもゆとりある座席配置で、特に2Fのラウンジは“隣を気にせずにう話ができる程度の距離”が取られている。その一方で飲食メニューは青山という土地柄を抜きにしても十分に安い価格帯に抑えられている。
 
飲食に関しては、周囲のファッションやアートなどクリエイティブな仕事に携わる方が日常的に利用していただけるよう、リーズナブルな価格帯に設定しました。LEXUSは高級カーブランドではありますが、イコール全てが高価格帯商品というわけではありません。都会の日常生活の楽しみ方を発信し、それをLEXUSのブランディングにつなげていくのが私たちの狙いです」(河辺さん)
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施設デザインは国際的に活躍するインテリアデザイナー片山正通さんが手がけている。階段にはレクサスの車両パーツを用いた展示も
物販コーナー「CRAFTED for LEXUS」では“LEXUSユーザーが都市生活の中で選び、身に付けるアイテム”をジャンルを問わずセレクト
「CRAFTED for LEXUS」の取り扱いアイテムの一つ、ヴィンテージ力織機で織られたショール。トヨタのDNAを感じさせるアイテムだ
LEXUSユーザーのリビングやワークスペースをコンセプトに作られた2Fレストラン。席数は31
2階ラウンジは隣席に会話が聞こえない、ゆとりのある座席配置。書架などのスタイリングはインテリアスタイリストの作原文子さんが担当
東京・三宿の隠れ家的食堂「Kong Tong」のオーナーシェフ・田島大地さんがフードメニューを監修。「東京のリアルな食」がテーマ
「INTERSECT by LEXUS TOKYO」の現場を取り仕切る関園子さんの役職は「OKAMI(おかみ)」。日本的ホスピタリティを提供するという思いが込められている
 2014年4月からは、利用客が内容を自分仕様に組み立てることができる“カスタマイズシリーズ”と、すき焼きなど東京のローカリティを反映させたメニュー “TOKYOシリーズ”の2種のフードラインをスタート。リーズナブルさながら、こうした食をテーマとした発信も行われている。
 
 高級カーブランドのショールームでは一般的に、クルマと同じブランドロゴを冠したファッションやスポーツアイテムが高級感満点に陳列・販売され、クルマを中心とした上質の生活が表現されるのが常だ。それはLEXUSでも例外ではない。
 
 一方「INTERSECT BY LEXUS」の物販セクション「CRAFTED for LEXUS」では、“LEXUSユーザーが都市生活の中で選び、身に付けるアイテム”をジャンルを問わずセレクトしている。上質さを重視しながらもリーズナブルさを失わない、都市生活者のリアリティが反映された品揃えだ。
 
「物販は、目利きのセンスで集めたコレクションです。それも、LEXUSのクラフトマンシップに共鳴する『若き匠』たちとのコラボレーションにより生み出されたアイテムでライフスタイルを彩ってほしいという思いを込めています
と語る河辺さん。1965年製のヴィンテージ力織機で織られたショールのように、トヨタのDNAを感じさせるアイテムがラインナップされているあたりも心憎いところ。
  
 クルマよりも周辺の都市型ライフスタイル発信にフォーカスすることで、上質なブランドイメージを発信させようとしているのだが、自動車メーカーのコアユーザーであるカーファンを無視しているわけではない。
 
 壁や天井などの空間装飾には、LEXUSの実車で使われている部品がインスタレーション的にディスプレイされている。さらにカフェの椅子やテーブル、床などにまでLEXUSの実車と同じ素材が使われている。特に、貴重なミニチュアカーのコレクションがびっしりと展示されている地下フロアのトイレは圧巻と言っていいだろう。クルマ好き/LEXUSファンに響く仕掛けがスペース内のあちこちに仕掛けられているのである。
 
 「INTERSECT BY LEXUS」は今後、ドバイやニューヨークなどLEXUSが販売拠点を置く世界の都市に出店を進めていく計画だという。各地でそれぞれ異なるスペースが現れるそうなので、これから各地でどのような発信と交流がLEXUSを核として生まれるのかにも、引き続き注目しておきたい。


取材・文: 本橋康治(コントリビューティングエディター/フリーライター)


 

INTERSECT BY LEXUS - TOKYO

〒107-0062東京都港区南青山4-21-26
営業時間: 1F CAFE & GARAGE 9:00-23:00
      2F LOUNGE & SHOP 11:00-23:00(不定休)
TEL: 03-6447-1540 
EMAIL: info-intersect@lexus-int.com


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