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定点観測
report : 2016 | 
09 / 03

#429 | 実施日 : 2016 / 09 / 03 | 最高気温 : 32.5 | 最低気温 : 24.6 | 天候 : 晴れ時々曇り

第429回 定点観測 本解説

スポーツサンダルはファッショントレンドとしての“スポーツ”の最終形か?

アスレジャーのライフスタイル定着で、機能性と等身大のプライスが選択のポイントに。

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トレンドのレースのスカートにナイキのシャワーサンダルでヌケ感を演出(左)、フェミニンなスカートのオフィスファッションにもシルバーならビルケンでOKというのが今夏(中)、アッパー部分にフェイクファーが施されたシャワーサンダルが20代のギャル系に急増していた(右)。
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黒を中心としたモノトーン系も相変わらず多かった。なかでも全身黒ファッションの男女には足元をスポーツサンダルで軽快感をプラスするコーディネートが多かった(左)、アラサーママはジーンズにスポーツサンダルで機能性を重視し、トップスでフェミニンさをプラスするバランスが主流(中)、メイクだけでなく服も「赤」が増えてきた。スカートに合わせてスポーツサンダルにもちょっとデザインをプラス。80sDCブームがやって来た(右)
前日までのプレサーベイを行った結果、2016年9月3日(土)の定点観測は、マストレンド=「カウントアイテム」として「男性/女性スポーツサンダル」、次に流行りそうなアイテムやスタイル=「ズームアップアイテム」として、「ボリューム袖」「オープンカラー(開衿または開襟シャツ)」の計3つのテーマを中心に観察した。

まずは、カウントアイテムから。

今シーズンは東京のデザイナーブランドも軒並み発表のスケジュールが前倒しになっており、既に8月の時点でランウェイショーを行ったブランドや展示会も少なくない。

「生産スケジュールを考えると(たとえば1月納品)NYやパリコレのスケジュールの前の8月には発表しておかないと間に合わない」、「取引先の要望」(ともにデザイナー談)など、理由はいろいろあるが、いいかげん、消費者/生活者の意識がここ数年のコモディティ化の進むMDに飽きており、さすがのデザイナー/作り手も同様。だったら(NYやパリコレよりも)先に提案してしまおう、自分たちのビジネスをしよう、というようなムードになっているようでもある。

そんななか、プレサーベイを行ったところ、キレイに(既に情報としては昨秋より提案されていた)今秋冬のトレンド提案通り。スポーツサンダルをベースにアレンジされたカジュアルサンダル(たとえば、アッパーにファーがあしらわれている)がトレンドに敏感なギャル系を中心に早くも着用されていた。

着用している人にインタビューしてみたところ、通販ブランドや「GU」、「WEGO」などの“和製ファストブランド”で購入しており、なんと2,000円以下と破格の安さで、もともと最初に提案していたラグジュアリーブランドのものを履いていた人などまったく見かけなかった。

ラグジュアリーブランドのデザインをファストブランド系がパクるという構図は昔からあって、数年前までは、ある程度はラグジュアリーブランドを着用する人も量的にまあまあ見かけたのだが、今夏はさっぱり。「スポーツサンダル」というルーツが分かっているからか、スポーツブランドとの別注ものは除き、わざわざ十倍近い金額を支払ってまでラグジュアリーブランドからリリースされているスポーツ(風)サンダルを着用しなくても、、、という心理だろうか。別の日だが、モード好きの外国人観光客をちらほら見かけた。

ちなみに、定点観測では、2014年7月に「スポーツサンダル」、2015年5月にスポサンソックス(スポーツサンダル×ソックス)として取り上げたが、機能性を追求した究極のリアルクローズともいえるスポーツファッションの浸透から、そのエッセンスは日常着としてノームコアから進化し、一般化しているようすが確認された。


●各地点の入口はこちら
 
*これまでの定点観測のアイテムやスタイル、色、ヘアスタイルなど、テーマを経年ごとに

*これまでの全インタビューを経年ごとに見られるページもあるので、こちらもぜひ↓
各地点別の着用率は以下の通り。カウント時間は各地点13:30~14:30の1時間。定義は以下の通り。
各地点のカウント結果は以下の通り。

渋谷:n=1,447人/8月比61.4%
男性通行人 43.7%(633人)8月比56.7%
女性通行人 56.3%(814人)8月比66.6%
 うち、スカート着用 35.6%(290人)

男性スポーツサンダル 5.4%(34人)
女性スポーツサンダル 7.1%(58人)

原宿:n=4,069人/8月比116.1%
男性通行人 44.3%(1,802人)8月比126.2.%
女性通行人 55.7%(2,267人)8月比109.1%
うち、スカート着用 37.4%(847人)

男性スポーツサンダル 3.0.%(54人)
女性スポーツサンダル 10.4.%(235人)

新宿:n=2,452人/8月比121.5.%
男性通行人 50.4%(1,235人)/8月比113.1%
女性通行人 49.6%(1,217人)/8月比131.4%
 うち、スカート着用 37.8%(484人)

男性スポーツサンダル 11.1%(137人)
女性スポーツサンダル 10.4%(1278人)


 
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ふんわりしつつ袖口で閉じるペザントスリーブというデザイン。ビジューベルト付きスカートやストラップ靴などまさに80sのキャリア女性のファッションを90s生まれの新人類ジュニア世代が着用している事例(左)、まるでポンチョのようにボリュームのある袖でラフなボトムスに女性らしさをプラス(中)、透け感がありひらひらかわいいハンカチーフスリーブと襟がレースのフレンチスリーブというが今夏らしいガーリーファッションの2人組(右)。
 ズームアップ1:ボリューム袖

もう既に浸透しているものの、そろそろ気分は秋ということで脱ノースリーブ、脱半袖という流れのなか、“今シーズンのマストバイ”になりそうなほど増えつつある、「ラグランスリーブだったり、袖部分にボリュームをもたらしたデザインのシャツブラウスまたはカットソー、ワンピース」の総称として「ボリューム袖」に注目した。

季節柄、薄手の素材のものが多いので、女性らしいフォルムに仕上がることもあり、着用していたのは基本的にはコンサバ層。年齢ではなく20代からアラフィフくらいまでのオールエイジのちょっとモードを意識したコンサバスタイルとして支持されているようだ。

実は、今春某クライアントワークで「新しい大人(ファッション&カルチャー)」に関するレポートをまとめたが、まさにそのなかの1つといえそうだ(内輪ネタですみません!)。

具体的には、五分丈、七分丈袖はベルスリーブ風が多く、袖付け部分または逆に袖口にタックが入っていてコクーン調、またそうはいっても日中はまだ暑いのでノースリーブや半袖の場合はひらひらしたハンカチーフスリーブやフリルが二重三重になったラッフルスリーブ、パフスリーブなど、着用されたスタイルを全身で見ると、トップスにボリュームがあるような印象を受ける。なかでも
肩の部分にポイントがくるファッションになってくると、ボトムスのバランスが今はガウチョパンツなどで「ビッグ×ビッグ」シルエットが主流だが、おそらく今後、テーパードパンツやタイトスカートが増え、となるとローライズは消え、ウエストマーク、ハイウエストとなっていくと予測される。

今秋冬は、脱ノームコアは必須。さらに、今後テン年代後半に向かって新しいトレンドへと変化する最初のシーズンとなりそうだ。キーワードは“レイト80s”


渋谷、原宿、新宿各地点の「ボリューム袖」ファッションはこちらからどうぞ↓
http://www.web-across.com/observe/srnrj20000046xle.html

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アロハというか和柄風の柄シャツが原宿のティーンズを中心に人気だった(左)、アラサー女性には無地のシャツやスキッパーのシャツを大人っぽく着こなすスタイルが人気だった。外はねヘアもこれから増えそう(中)、20代の男子にはヘンテコ柄のシャツが増えていた。ボトムスはまだ黒が多いが秋冬は変化しそう(右)。
ズームアップ2:オープンカラー/開襟シャツ、開衿シャツ

2つ目のズームアップアイテムはこちら。

変わって(ざっくりいうと)ボーイッシュで70s調デザインのストリートっぽいトレンドを象徴するアイテム「オープンカラー/開襟シャツ/開衿シャツ」を取り上げた。

定点観測的には(女子は)、このところずっと襟元が詰まったデザインが人気だったが(その前はうんと開いたLAカジュアルだった!)、今年は、20代を中心に、襟が開いていて「開衿シャツ(20代前半はオープンカラーという言葉のほうが馴染みがあるようだ)」でメンズライクでストリートなシャツスタイルまたはワンピースが大人気となっていた。

実際に数として多かったのは、20代には柄シャツ。女性は、レトロやヴィンテージっぽいニュアンスのものが多く、古着のワンピースを着ているケースも目立った。30代以上には白いしっかりとした生地のシャツを襟元にアクセントをもたらしたようなシャキッと“デキる女風”キャリアルックもみられた。

一方、男性はアロハシャツが多かったものの、なかには大昔、80sのATSUKI ONISHIのようなヘンテコなモチーフのテロッとした柄シャツが原宿地点で見られた。チンピラ風、ワル、不良風というだけでなく、男子かわいい=かつて「ACROSS(アクロス)」が命名した「少年アリス」「Olive少年」っぽいジェンダーレス/ジェンダーフリーな印象も受けた。今秋冬は、
アメカジ〜スポーツミックスのポパイボーイファッションとは異なるメンズファッションにも注目したい。


渋谷、原宿、新宿各地点の「オープンカラー/開襟シャツ、開衿シャツ」はこちらをご覧ください↓
http://www.web-across.com/observe/srnrj20000046xpc.html


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