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CAFE JORDI

CAFE JORDI

レポート
フード
2003.02.06
この記事のカテゴリー |  飲食・フーディング | 

02年12月21日、渋谷区神南にカフェ「JORDI」がオープンした。

「もともとアパレル業界の友人が多かったんです。彼らとカフェでお酒を飲むことが多かったので、仲間が集まれる、部屋のような空間を作ろうと思ったんです」と語るのは、オーナーの笹田大介さん(24歳)。

笹田さんは大学卒業後、服飾専門学校に入学。その後は渋谷・宇田川町にある「クワランカ・カフェ」に勤務していた。今回の出店は笹田さんの母が経営する不動産賃貸会社(有)花菱商事の出資によるものだ。

店舗には、同社の所有物件である築35年の木造一軒家の2階部分を利用。実はこのスペース、以前は笹田さんが住んでいた住居だったのだそうだ。店舗面積は約16坪、席数は24席と決して広くはないが、高い天井やガラス張りの壁により、開放感溢れるスペースになっている。

内装はIDEEのデザイナー・藤代成貴氏が担当。藤代氏がクラークスの靴・ナタリーからヒントを得てデザインした椅子「SNOOK」の別注モデルをメインに、インテリアはすべてIDEEの手掛ける同店オリジナルの家具で統一されている。サッカー場をイメージたという一室では、なんと椅子やテーブルにお気に入りの選手の背番号をナンバリングする、というこだわりようだ。

メニューは吉祥寺のカフェ「FLOOR!」の協力を得て開発。おすすめは、ワイングラスでサーブする「茉莉芙蓉(マリフヨウ)」。お湯を注ぐとゆっくりと赤い花が開く、珍しい中国茶である。

「お客さんと友達感覚で付き合っていけるような、大手とは違った店作りをしていきたいと思っています。もちろん、多店舗展開は全く考えていませんね」(笹田さん)。

00年以降、時代を象徴するキーワードだった「カフェ」。雑誌はもちろんのこと、テレビやラジオなどへの露出も減少し、ようやく一段落かと思いきや、まだまだカフェの出店は全国各地で続いている。

その背景には、大手資本のカフェが全国各地へと多店舗展開する一方で、かつてカフェで働いていた「カフェ好き」の若者たちが、そのノウハウを得て独立し、自分のカフェをオープンするというケースが増えているようだ。と考えると、カフェをめぐるビジネスもいよいよ次の段階にきているといえそうだ。

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