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スープストックトーキョー

スープストックトーキョー

レポート
フード
2004.02.20
この記事のカテゴリー |  飲食・フーディング | 

渋谷駅新南口から徒歩1〜2分。JR埼京線
の線路沿いに建つ「渋谷ガーデンフロント」。
手前に店舗棟、奥にオフィス棟という構成。
店頭では常時7〜8種類のスープを提供。
メニューは店舗ごとに異なる。
写真は、スープストックセット。スモール
サイズのスープ2種と、白胡麻ごはんまたは
パン、ソフトドリンクが付いて950円。
1月20日より発売された缶スープ「キリン
スープストックトーキョー」は、トマト
と海老のクリームスープ(160円)と5種の
野菜のグリーンスープ(150円)の2種類。
03年9月、渋谷区渋谷3丁目に竣工した「渋谷ガーデンフロント」は、「パサージュガーデン渋谷」に続く渋谷新南口エリアの大型再開発事業である。地上14F地下1Fのオフィス棟と平屋建ての店舗棟の2棟からなるもので、10月より稼動していたオフィス棟に続き、12月10日には店舗棟の「同アネックス」も開業。渋谷初出店となるスープ専門店『スープストックトーキョー』がオープンした。

「タリーズコーヒーと共有するイートインスペース93席を含む64.8坪は、弊社最大規模です。オフィス棟のメインテナントであるトランス・コスモス(株)をはじめ、この周辺で働くみなさんに、社食のように気軽に使っていただきたいですね」と、運営元の(株)スマイルズ・広報担当の鷲尾典子さん。

「スープストックトーキョー」のコンセプトは“無添加、具だくさんの食べるスープ”。もちろん化学調味料、保存料等の不使用。水は富士山の伏流水か浄活性水のみと徹底している。店頭では、約30種類のレシピの中から季節ごとや週替わりで常時7〜8種のスープを提供する。サイドメニューとしては、軽井沢の「ブランジェ浅野屋」による同店オリジナルのパンや白胡麻ご飯も用意されているほか、ドリンクとのセットやカレーライスがある。

現在、都内と千葉、神奈川に19店舗あるが、ヴィーナスフォートや六本木ヒルズなどの商業施設に出店する一方、丸ビルやJR駅周辺などには比較的席数が少ないテイクアウト中心の店舗展開も行っている。今後は、渋谷店のようにカフェの要素を併せ持つ“空間重視店舗”も増やし、立地特性に合わせて使い分けていく予定なのだそうだ。

実は同社は、三菱商事(株)のコーポレートベンチャー制度により起業している。「スープストックトーキョー」の起案者で代表を務める遠山正道氏が13%、三菱商事(株)が87%出資するかたちで00年に設立された。

03年11月からは、カレーやストロガノフ、ラグーなど、“ルー”に特化した新業態「トーキョールー」をスタートさせており、「スープストックトーキョー」との併設店舗としての展開も予定されている。

さらに、外部企業との共業にも注力しており、04年1月20日からはキリンビバレッジ(株)と共同開発した缶スープ「キリン スープストックトーキョー」を、東京・千葉・神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨・新潟・長野の1都9県のCVSにて発売。未出店地域での認知度アップを狙う。また、有機野菜・無農薬野菜の安全食材宅配サイト「おいしっくす」での通信販売や、銀座松屋での中元・歳暮ギフトの販売も実施していくそうだ。


同店がある「渋谷ガーデンフロント」は、渋谷駅から東南に広がるビジネスエリア(六本木通り〜明治通りの並木橋交差点〜パサージュガーデン渋谷までの三角地帯)にある。動線の源・JR渋谷駅新南口が01年に開設されて以降、東急東横線の高架下など“何も無かったところ”にも複合カフェやアパレルショップといった生活に密着した業態が出店。“今ひとつ印象が薄い”“掴みどころがない”とされてきたこのエリアだが、緩やかながら“街の賑わい”が感じられるようになってきた。

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