さて、もうひとつのズームアップアイテムは、こちら。
昨年ごろから、トップスの質感が、透け感のある柔らかい素材のものへと移行。丈は長めで、胸元が大きく開いていて鎖骨を見せる華奢めで女性らしい雰囲気を演出しているのがポイントだ。
なかでもティアードトップスはティーンズからギャル、OLさんなど、既に幅広い層へと浸透。異素材を組み合わせたものやカラフルなものは特に若年層に人気だった。
実は、03年2月に「シフォン系スカート」というのを取り上げたが、スカートといいつつ、下にパンツを履いたスカパンだった。今回も、トップスといいつつ、腰骨あたりの長めの丈で、ミニスカートとしてはちょっと無理かな、という程度の長めの丈のトップスにパンツをあわせる、というバランスがかっこいいことが判明。甘過ぎず、ボーイッシュ、カジュアル過ぎない、というミックススタイルである。
今春はフェミニン、女らしさがポイントで、ランジェリールックをひねったような「シフォン系(ロング)トップス」が各メゾンからリリースされている。完成されるスタイルは合わせるボトムス次第、コーディネート次第というのも人気のポイント。ミニスカートで「男ウケ系」を狙うか、メンズライクなパンツを合わせて「マニッシュ系」を狙うか。おそらく、今夏さらに増えそうだ。
定点観測
2004.04.03
#280 | 実施日 : 2004.04.03 | 最高気温 : 18.9 | 最低気温 : 10.4 | 天候 : 晴れ
280定点観測Zoom-2・解説
■2004年4月3日(土)実施:シフォン系トップス
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