ひとつめの注目アイテムはこれ。
対象となるのは、ズバリ、先月取り上げたスリムパンツを着用する男の子たち。スタイルのキーワードはロンドンのストリートやNYパンクスタイルといったところだろうか。
もちろん、レザーブルゾンのメインのトレンドのルーツはディオールオムを筆頭とするヨーロッパのメゾンである。
しかし、「ウラのルーツ」としては、『MEN'S NONNO』や『HUGE』など、日本のファッション誌に掲載されているパリやロンドン、NYなどの外人のストリートスナップや、ファッション好きの男の子たちの憧れの存在となった日本人のスタイリストやセレクトショップのバイヤー、ドメ・ブラのショップのオーナーやデザイナーといった「ファッション・ギョーカイ人」たちが、こぞってくるぶしが見えるほど短かめのスリムパンツ+タイトなレザーブルゾンを着用していることが挙げられる。
価値観のキーワードは「ファッション・ギョーカイ人の日常着」。
中折れ帽やラップアラウンド・グラス、ロン毛+髭、ロック風Tシャツ、ポロシャツ、黒ジャケット、リング、ブレスレットなど、ここ数年、ストリートにおける男の子のファッションを牽引するのはスタイリストを筆頭とした「ファッション・ギョーカイ」の人々である。
その多くは、あの「渋カジ」を生んだ団塊ジュニア世代。そんな彼らが30代前半になった今、「ストリート×モード」な「ハイストリート」を背景に、今春夏もナードなロック、ラテンカルチャー・テイストなど、保守的な「ブランド・ミックス」が席巻するだろう。

実は2003年冬にもレザー
ブルゾンは人気だった
ブルゾンは人気だった

黒×デニム×白スニーカーで
シックなモードが04年の気分
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