バッグや靴、メガネに帽子、ボリューム感のあるネックレスやリング、ピアス等、00年代のファッションの特徴は、「小物」が着こなしのポイントになっていることである。
なかでも街で多く見かけるようになった頭まわりのアクセサリー、カチューシャやヘアバンド、シュシュなどをまとめて<ヘッドアクセサリー>と称し、注目することにした。
もっとも幅広い層に支持されているのはシュシュ。コサージュのような存在感と洋服のような素材感が今年のポイントだ。次いでストリート系に目立つのは、カチューシャというより幅の広いリボン状のヘアバンドのよう。
ここ数年、服はレイヤード、靴もバッグもデコラティブなデザインが施されたものが主流なである。そんななか、頭まわりにも何らかのアクセサリーをプラスしたい、というのが支持される理由といえそうだ。
[文責:『WEBアクロス』編集部]
定点観測
2007.04.07
#316 | 実施日 : 2007.04.07 | 最高気温 : 17.5 | 最低気温 : 9.9 | 天候 : 晴後曇
316定点観測Zoom-2・解説
ヘッドアクセサリーズ
■2007年4月7日(土)実施: 最高気温が17.5℃と、長かった梅春からようやく脱したかのような天候となった4月7日土曜日。まちを行き交う人のファッションも、モノトーンからベージュや白など薄い色のものが目立つ。 最も多いのは、今春「新東京人」になったと思われる若者とその家族、外国人観光客、研修中の新入社員と思われる初々しいスーツ族など。外国人観光客は特に原宿に多く、GAPやZARAなどのショッピングバッグを持っているのはヨーロッパ系、APEヤネイバーフッドなど裏原宿系ブランドのショッピングバッグを大量に持っているのはアジア系と分類できそうだ。
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