黒沢伸
金沢21世紀美術館・学芸員(エデュケーター)
金沢21世紀美術館・学芸員1959年12月19日東京生まれ。血液型B型。洋画家で絵画教室を開く父のもとで、子どもの絵画コンクールなどで数多くの賞を受賞する。東京造形大学絵画科卒業後、東京芸術大学大学院美術研究科に進学。高校生の頃から続けていたバンド活動に夢中になり、同大学院修了後もさまざまなアルバイトで生計を立てる。
バンド解散を機に89年「水戸芸術館現代美術センター(茨城県水戸市)」の立ち上げに参画。学芸員として美術館の新しい在り方を提示し、日本の現代美術界に新風を吹き込む。
97年同美術館を退館。東京に戻り約1年間フリーランスのキュレーターとしていくつもの展覧会の企画を手がけた後、99年、「金沢21世紀美術館(石川県金沢市)」の学芸員として就任。約5年間の準備期間を経て、同館は04年10月9日午後1時に開館。同建物の一部として設置される作品群の解説やコミッションワークなどを担当する。