今年の夏、弊サイトスタッフの間で話題になったのが浴衣。「今年は浴衣の子が増えてない?」「レース帯とか新しい浴衣の着こなしも見かける」「浴衣のカップルも多い!」ということで、実際に浴衣の不定点観測を行ってみることにした。
実施したのは、港区の「麻布十番納涼まつり」。今年43回目を迎えたこのお祭りは出店が多く、六本木からも歩いて来られるなど都心からアクセスしやすいという好立地により、都内のお祭りのなかでも多くの来場者で賑わうことで有名だ。近隣に各国の大使館があることから、多国籍な出店が揃うことも人気の理由だろう。
「麻布十番納涼まつり」は22日(金)〜24日(日)の3日間行われたが、不定点観測を実施したのは、初日24日(金)の15時から。スタート直後はゆとりがあった会場も、17時を過ぎたあたりから、あれよあれよという間に歩くのも困難なほどの人出に。この祭りを主催する麻布十番商店街振興組合の方に伺ったところ「土日が雨だったにも関わらず、例年と変わらない賑わいをみせました。まだ公式発表は出ていませんが、約46万人ほどの来場者があったのでは」とのこと。近年は飲食の出店が増え、金魚すくいなど生き物を扱う出店がめっきり減ったそうだ。
さて、浴衣はというと、女性には黒や紺地で、柄の配色も2色のみだったりと、大人っぽく落ち着いた色柄が人気だった。20歳前後の若者にも古典柄が支持されており、特に大柄のものが目立った。その代わり、帯や小物で個性を演出。レースでアレンジされた帯や、オーガンジーのように透ける「へこ帯」を重ねて華やかさを出していた。髪飾りには、かんざしではなくコサージュがすっかり浸透している。また「人とかぶらないから」や「大人っぽくしたい」といった理由から、浴衣や帯をアンティークや古着で購入したり、あえて母親や祖母のものを着用していた人も多かった。
男性は若者でも浴衣を着ている人が多く、そのほとんどはカップルでの着用。男性ならではのアレンジとして、ストリートトレンドとしても旬のハットを合わせているのが印象的だった。
インタビューしてみると、意外にも「自分で着付けた」という人も多く、なかには「インターネットで調べて」という人も。そんな現代の情報収集の手軽さが、若者に浴衣を身近にしたという一面もあるようだ。
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24ヶ国の屋台が並ぶ国際バザールは開始早々、
多くの人で賑わっていた。
多くの人で賑わっていた。

夜になると会社帰りの人も加わり、長蛇の
列ができる屋台も。
列ができる屋台も。
■「麻布十番納涼まつり」
日時:08年8月22日(金)〜8月24日(日) 15:00〜21:00
会場:麻布十番商店街
都営地下鉄 大江戸線「麻布十番駅」/東京メトロ 南北線「麻布十番駅」
主催:麻布十番商店街振興組合
[取材・文/『ACROSS』編集部]
[撮影/小柳博一]
日時:08年8月22日(金)〜8月24日(日) 15:00〜21:00
会場:麻布十番商店街
都営地下鉄 大江戸線「麻布十番駅」/東京メトロ 南北線「麻布十番駅」
主催:麻布十番商店街振興組合
[取材・文/『ACROSS』編集部]
[撮影/小柳博一]