2010年5月より不定期でアトリエストアを営んできたが、今年の4月から定期的にショップ運営をすることになったのは、作業場機能を移せるアパートを近所に確保できたから。ショップという形態にこだわったのは、エンドユーザーとの関係性を深め、都内セレクトショップへの卸売がまだ万全で無いため東京にいる人にも商品を届けたい、という思いがあったからだという。営業日を週末中心にしたのは、平日はものづくりに専念するためだ。
また、顔の見える人と仕事をしていきたいため、協力工場との会話を欠かさず、定期的に宴会することも大切なことの1つであるという。「今後も、人のつながりが生まれる空間を大切にしたショップづくりをしたい」(杉田さん)。
[取材・文/緒方麻希子+『ACROSS』編集]