同店のディレクションを務めるのはCoiさん(28歳)。Coiさんは大学在学中から某109系アパレルブランドの企画デザイン、販売などを経験し、雑誌の読者モデルとしても活躍。その後、原宿とんちゃん通りの古着店KINSELLA(キンセラ)で企画・バイイング・プレスを担当し、オリジナルのアクセサリーや洋服も作成。その傍ら、スタイリストとしても活動を行っていた人物である。
そういった活動を行ううちに、自分が好きなファッションを完全に再現した店を出したいという夢を抱くようになる。2011年2月、知人からの出資を受けてプロペラ通りのビルの2階にショップをオープン。2012年1月2日、明治通り近くの路面店に移転リニューアルオープンした。
テーマは、「時空を自由に旅する女の子のワードローブ」。セレクトの基準は「自分がリアルに欲しいもの」(Coiさん)で、国籍やジャンルにとらわれない、様々なテイストのアイテムをミックスした品揃えが特徴だ。80年代風のキッチュな古着から、ハイブランドのドレスやワンピース、民族風のアイテムまでかなり幅広い。
商品はレディスが9割、メンズが1割。古着と新品の割合は7:3で、古着はアメリカ買い付けのものが中心。オリジナルのBUBBLES(バブルス)は、Coiさんがデザインを担当しており、コレクションを参考にデザインすることも多く、この春はパステルカラーや50’sテイストを提案している。