3Dプリンターを筆頭に、個人のレベルでの“ものづくり”、「パーソナルファブリケーション」をサポートする施設が全国各地で増えるなか、その細分化も進んでいる。
副都心線「北参道」からすぐ、東京・千駄ヶ谷に4月28日にオープンした「andMade(アンドメイド)」は、ファッションに特化したファブ施設である。運営するのは、タレントのマネジメントやテレビ番組などの企画・制作をてがける古舘プロジェクトだ。
同社には、90年代のストリートファッション史に多大なる影響を及ぼした、“シノラー”こと篠原ともえさんが所属。実は、彼女が文化女子大学短期大学部(現在の文化学園大学短期大学部)出身で、現在、ユーミンをはじめとするアーティストへの衣装提供などを行うデザイナーとしても活躍していることもなにか関係しているのだろうか? ということで、オープン前に取材させていただいた。