2012年秋冬シーズンに本格的にスタートした同ブランドは、2017年以来、マッシュホールディングスのグループの傘下になり、今では上海や香港にもショップを展開。モードとストリートをミックスした独特の“トーキョー・ブランド”として定評がある。そのモードのイメージを訴求しているのが、毎回ステージが巨大なクラブ空間になる、東京ファッションウィークで披露されるランウェイショーだ。毎回注目される同ブランドのフロントロウ、今回の話題はMattだった!
開始直前に真っ暗になった会場に、いきなり大音量で“Joshua Micahの“When The World Ends(Matteo Marini club mix)”の音楽が鳴り響く。と同時に、大量のLEDの明かりによって白く浮かび上がった眩しいステージを、素肌にジャケット×ショーツのモデルたちがビートに合わせて早歩きであっという間に目の前を通り過ぎて行った。
チェック柄は、色違いはもちろんのこと、一部を無地で切り替えしていたり、総オーガンジーでも表現。トレンチのヨーク部分やMA-1の前身頃の部分など馴染みのあるデザインパーツを盛り込んだトップス類。テーラードジャケットは、ノーマルなものから両腕が出て袖がボレロのようになるものやスリーブレスのものまで登場させるなど、今季のテーマであるデザインエレメンツを繰り返し見せるスタイリングと演出も絶妙だ。
フィナーレは青空に広がる雲のようなタイダイルックが色&パターンでこれでもか、というほど登場し、まるで今回の東京ファッションウィークのフィナーレかと思われるような華やかなクロージングとなった。
フィナーレは青空に広がる雲のようなタイダイルックが色&パターンでこれでもか、というほど登場し、まるで今回の東京ファッションウィークのフィナーレかと思われるような華やかなクロージングとなった。
資料によると、今シーズンは約10のブランドとのコラボレーションアイテムをリリース。アウトドアやディッキーズの他、“WAVE”やヨシコクリエーションなど、バッグやベルトといたアクセサリー類が豊富に提案された。
ちなみに、11月22日にリオープン予定の渋谷パルコ にもショップが誕生する予定だ。
ちなみに、11月22日にリオープン予定の渋谷パルコ にもショップが誕生する予定だ。
・2019年10月18日(金)18:00/Hikarie ホールA
・公式サイト: https://www.mrgentleman.jp/