Perks&Mini Exhibition「imageination」

Perks&Mini Exhibition「imageination」

レポート
2002.05.28
カルチャー|CULTURE

いわゆる「裏ハラ」の進化系ともいえるショップ「サイラス&マリア」。そこで、もっとも旬なブランドのひとつが、オーストラリアのメルボルンを拠点に活動する、PAM(Perks And Mini)である。

小柄でキュートな洋服デザイナーMini(本名:ショーナ・トゥーヘイ)と、グラフィックデザイナーでありグラフィティライターでもあるPerks(本名:ミーシャ・ホレンバック)が恋に落ちたことから始まったという、何とも微笑ましい(羨ましい!)このブランド。日本でもファッション雑誌『mini』や『smart』、そして『relax』など、“オシャレ”な読者には既にお馴染みの存在である。

そんな、彼らの洋服だけに留まらない、多才な活動を初公開する展覧会『imageination』が、5月24日からパルコギャラリーで開催されている。

といっても、同展も会場内には洋服の展示は一切なし。山盛りの枯れ葉から飛び出る女性の足…や、独創的なコラージュ作品など、会場内にはインスタレーションやグラフィック・アート、オブジェなどが並び、カワイイけど、どこかILL(病的)?な独特の世界観が展開されている。

また、ステッカーやビジュアルブック、クッションなど、オリジナル商品の販売も行っており、なかでも限定Tシャツ(4,500円税抜)は開催4日目にして、既に200枚を突破! さらに、彼らの意向により、3,000円〜3,500円というお手頃価格のシルクスクリーン作品(16種類/各限定30枚)も展示・販売。こちらも開催4日目にして既に4種がSOLD OUT!という人気ぶりである。

ともあれ、同展でしか見られない・手に入らない、2人の世界観を体感した後で、PAMの服を着てほしいものである。

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