9月21日、道玄坂下交差点に5.0m×3.7mのG-SHOCKの文字盤がお目見えした。来年G-SHOCK 1号機発売20年目を迎えるにあたっての記念イベント第一弾で、占いやヒットチャートなどの配信も行う一種の“メディア”なのである。
「ターゲットは今の若者たちです」とカシオ計算機(株)広報部の加藤さん。G-SHOCKといえば、93〜94年頃、その耐久性とゴツいデザインを“カワイイ”とする新しい感覚を正当化した象徴的な商品。その担い手となったのは、“渋カジ”が進化した“ダボカジ”などのストリート系の若者たち=広義の団塊ジュニア世代であったことはいうまでもないだろう。
その後97〜98年にピークを迎えたG-SHOCK。まもなく30代となる団塊ジュニアに向け今一度アピールしたい、と27日には“大人の女性”に向けた新商品G-msを発売する。
新旧異なる世代がターゲット。その背景には、いよいよ“テイスト”というマーケティングのセオリーが具現化しているのを感じる。
SHIBUYA G-SHOCK MEDIA
2001.10.27
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