「美少女の美術史」展が面白い。こちら、「美少女」をテーマとした美術展なのだが、「美少女なんて、いるわけないじゃない。」というひねくれたキャッチコピーからしてもう面白い。
同展覧会は、2014年7月から2015年2月にかけて、青森・静岡・島根の3つの県立美術館を巡回中だ。ちなみに、東京での開催はない。さらに、3館それぞれで展示構成を変えるという、地方美術館の意地というか、ツンデレというか、強きの姿勢がまた面白い。
来場者数も好調で、青森県立美術館(2014年7月12日~9月7日)では34,000人を記録したとのこと。その7割ほどが女性客であったそうで、これもまた興味深い。はたして、美少女はいるのかいないのか。これはもう、自分の目で確かめに行かなくては。