去る4月17日〜21日、韓国ファッション協会から招待頂き、韓国の新進気鋭のブランドのショーと合同展示会「17F/W Indie Brand Fair」の取材のためにソウルを訪れた。
(17F/W Indie Brand Fairのレポートはこちらからどうぞ)
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ショーと展示会の前後という限られた時間を使って、ソウル特別市のフィールドリサーチも実施した。
ふだん、初めての場所で定点観測を実施する際はまず、その街をくまなく歩きまわってリサーチをする。中心となる駅や繁華街はもちろん、ウラの小さいショップが並ぶエリアなども回り、店やスペース、人びとを観察しながら“どこのエリアにどんなファッションの人たちが集っているか”を考察している。
今回、定点観測の応用編としてソウルのフィールドリサーチをするにあたり、事前に雑誌やガイドブック、ウェブメディア、クチコミなどで情報の収集方法を行い、それをもとにフィールドリサーチを実施。その結果、以下の5つのエリアに絞った。
①弘大(ホンデ)
②東大門(トンデムン)・明洞(ミョンドン)
③カロスキル
④狎鴎亭(アックジョン)・清潭洞(チョンダムドン)
⑤聖水洞(ソンスドン)
事前リサーチの際に104のショップや施設をリストアップし、Google Mapにプロット。リストに加えて、フィールドワークで見つけたショップの中から、最終的に37店舗の視察を行った。誌面の都合もあり、全てのショップのレポートを掲載するのは難しいため、各エリアの特徴が現れていたり、求心力があったショップを紹介したい。
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①弘大(ホンデ)
〜大学生の若者たちで活気あふれるカルチャーエリア〜